激しい痛み…異物を飲み込み続ける女を描く衝撃のスリラー1月公開
異物を飲み込み続ける主人公を描いた衝撃のスリラー映画『Swallow/スワロウ』が2021年1月1日に日本公開されることが決まった。主演は『マグニフィセント・セブン』『イコライザー』『ラブソングができるまで』などのヘイリー・ベネット。本作での体当たりの熱演は高く評価され、トライベッカ映画祭では主演女優賞を受賞している。
主人公は、完璧な夫に美しいニューヨーク郊外の邸宅と、誰もがうらやむ暮らしを手に入れたハンター。しかし実際には、夫は彼女の話を真剣に聞いてはくれず、義父母からも蔑ろにされる孤独で苦しい日々を過ごしていた。そんな中、ハンターの妊娠が発覚。待望の第1子を授かり喜ぶ夫と義父母だったが、ハンターの孤独は深まっていく。ある日、ふとしたことから衝動にかられてガラス玉を飲み込んだ彼女は、痛みと共に得も言われぬ充足感と快楽を得て、次第により危険なものを口にしたいという欲望に取りつかれていく。
監督のカーロ・ミラベラ=デイヴィスは、自身の祖母が強迫性障害によって手洗いを繰り返すようになったというエピソードから本作を思い立ち、結婚、妊娠、夫や義父母からの重圧により孤独を深めていく主人公が、異物を飲み込むことで自分を取り戻していくというショッキングな物語を生み出した。主演のヘイリーは製作総指揮も務めている。(編集部・市川遥)
映画『Swallow/スワロウ』は2021年1月1日より新宿バルト9ほか全国公開