ヤバすぎる組み合わせ!『ミッドサマー』監督の新作ホラー、主演は『ジョーカー』ホアキン・フェニックスか
『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』の鬼才アリ・アスター監督の新作ホラー映画『ボー・イズ・アフレイド(原題) / Beau is Afraid』に、『ジョーカー』の狂気的な演技でアカデミー賞に輝いたホアキン・フェニックスが主演するかもしれない。現在、交渉中だと Discussing Film が報じた。
『ボー・イズ・アフレイド(原題)』は、我々が生きる世界とは別の“現在”を舞台にしたシュールなホラー。ホアキンにオファーされているのは、極度の不安症だが、見栄えのいい主人公のボーだ。ボーは自分の父親を知らず、それゆえ威圧的な母親との関係は問題をはらんだものになっているという。脚本、監督、製作を務めるアスターはホアキンにぜひこの役を務めてほしいと考えており、彼の予定に撮影時期を合わせるつもりとのこと。
あらすじは、主人公が母親の死を不可解な状況下で知り、家に帰ることで自身の過去について驚くべき発見をするというもの。彼はその旅の過程で、狂気じみた超自然的な脅威の数々に遭遇することになる。その「脅威」は、アスター監督がこれまで思い付いた中でも抜群にクレイジーなものになっているという。
アスター監督は今年6月、次回作は上映時間4時間に及ぶ“悪夢のコメディー”で、17歳以下は鑑賞禁止になりそうだとカリフォルニア大学サンタバーバラ校の学生とのインタビューで明かしていた。アスター監督とホアキンという狂気で観客を戦慄させてきた二人の夢のタッグが実現するのか、期待がかかる。
ホアキンはこれから、伝記映画『キットバッグ(原題) / Kitbag』で『グラディエーター』のリドリー・スコット監督と再タッグを組み、フランスの皇帝ナポレオン役に挑むことが決まっている。(編集部・市川遥)