赤楚衛二「チェリまほ」海外人気をSNSで実感
俳優の赤楚衛二(26)が28日、都内で行われたファースト写真集「A」の発売記念イベントに出席。出演中の連続ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京ほか、毎週木曜深夜1時~放送)が、アジアをはじめとした海外でもヒットしていることに「僕のSNSのコメント欄の半数以上が外国語のコメント。(海外での人気を)実感します」と心境を明かした。
「チェリまほ」の愛称で親しまれている同作で、童貞のまま30歳を迎え“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた冴えないサラリーマン・安達清を演じている赤楚。ドラマの大ヒットについて「『チェリまほ』はテレ東さんで放送されていて、僕自身は国内で楽しんでもらえたらいいなくらいに思っていたんですけど、アジアの人たちからも共感されていると聞いて、国境を超えてこの作品の持つ人の温かみのようなものが伝わったんだなって。そのことがすごく嬉しかった」と感慨深げにコメント。
19日放送の第7話では、Twitterのトレンド世界5位(瞬間順位)を記録したほか、日本ではトレンド1位、タイでは2位、ベトナムでは3位にランクイン。アメリカ、ポルトガル、スペインからも反響が寄せられており、赤楚は「僕のSNSのコメント欄の半数以上が外国語のコメント。(海外での人気を)実感します。こういう作品(国境を超えて愛される作品)に今後も出演していきたい」と更なる飛躍を誓った。
赤楚にとって初の写真集となる「A」。タイトルは赤楚(あかそ)の「あ」「A」や、“1番目のもの=初写真集”の意味などが込められているという。撮影は6月下旬に沖縄で行われ、赤楚の様々な表情を捉えたショットから、生い立ちや家族について、また自身の恋愛観や仕事への想いなどを語るロングインタビューも掲載されている。
写真集について、赤楚は「写真集ひとつで、色々な自分を表現することができる。ドラマに出たりしている時の自分は役で生きている。役を表現するために自分とかけ離れた表情だったり、佇まいをするよう心がけていますが、今回の写真集では自分の色々な部分を出して表現することができました」とコメント。「100%自分を開放して撮影しています。役者5年目のこのタイミングで出させてもらえて本当に感謝しています」と感謝を述べた。
本人曰く、写真集の出来栄えは100点だそうで「うまく行けば2作目も出したい」と早くもセカンド写真集の出版に意欲。「30歳、35歳の時とか、節目の時に自分を表現できる場所として写真集を出せたら。年齢によってその時その時、違う自分が表現できると思います。僕自身26歳。色々なことを経験したことが今回の写真集にも生かされていると思います」とにっこり。
家族にはまだ写真集を見せていないという赤楚。「チェリまほ」共演者からは、写真集リリースへのお祝いの言葉をもらったそうで、「町田啓太君からもおめでとうって。一昨日くらいのインスタライブで言ってくれたんです。その後にLINEでも改めておめでとうって言ってくれて嬉しかったです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
赤楚衛二ファースト写真集「A」は発売中(2,500円+税)