アン・ハサウェイ率いる美しき魔女軍団!『魔女がいっぱい』本編映像
アン・ハサウェイが主演を務めたファンタジー映画『魔女がいっぱい』から、美しくも恐ろしい魔女軍団が豪華ホテルに勢ぞろいするシーンが公開された。
『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』などキュートでオシャレなスタイルの数々で多くの女性の心をわしづかみにしたアンが本作で演じたのは、邪悪な魔女たちを率いる大魔女<グランド・ウィッチ>だ。総勢50人の魔女たちは、魔女の特徴を隠すために必須の「帽子」と「長い手袋」を身に着け、それぞれが1960年代テイストの華やかなファッションで着飾っている。
衣装を担当したのは、『コードネーム U.N.C.L.E.』などのジョアンナ・ジョンストン。魔女たちの個性を掘り下げて一人一人にぴったりの衣装を決めていったほか、<グランド・ウィッチ>の見た目に関しては、マリリン・モンローをはじめとする1950~1960年代を代表する美女たちを参考にしたのだという。そうして出来上がったのが、真っ赤な唇とブロンドヘアに千鳥格子の衣装に身を包むアンの<グランド・ウィッチ>だ。ジョアンナは「魔女たちはわたしにとって新しい存在だったし、彼女たちの衣装のデザインをすることは素晴らしい体験だったわ」と魅力的なファッションで人間の世界に溶け込んだ魔女たちの衣装を手掛ける楽しさを明かしている。
また、目にも楽しいファッションに加え、アンとスタンリー・トゥッチ(ホテルの支配人ストリンガー役)という『プラダを着た悪魔』コンビの息の合った掛け合いも必見だ。
『チャーリーとチョコレート工場』の原作者としても知られるロアルド・ダールの児童書を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督が映画化した本作。1960年代、とある豪華ホテルにおしゃれな美女の集団が現れるが、彼女たちは人間の子供を何より嫌悪する恐ろしい魔女たちで……。ひょんなことから魔女集会にまぎれ込み、その危険な企みを知ってしまったためにネズミに変えられた少年と、彼の優しい祖母(オクタヴィア・スペンサー)の闘いがファンタジックに描かれる。(編集部・市川遥)
映画『魔女がいっぱい』は12月4日より全国公開