ダレノガレ明美&ゆきぽよ、魔女役アン・ハサウェイに驚がく「ギャップすごすぎ」
モデルでタレントのダレノガレ明美とゆきぽよが3日、秋葉原UDXシアターで行われた映画『魔女がいっぱい』(12月4日公開)の公開直前イベントに出席し、魔女役を務めた女優アン・ハサウェイの振り切った演技に「よくこの作品を引き受けたな」など感心した様子を見せた。
『魔女がいっぱい』は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者としても知られるロアルド・ダールの児童文学を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督が映画化したファンタジー。恐ろしい魔女たちの危険な企みを知ってしまった少年が、ネズミに姿を変えられながらも、優しい祖母と一緒に魔女たちに立ち向かっていく。
二人はこの日、アンが演じる大魔女をイメージした1950~60年代風のクラシカルなファッションで登場。ゆきぽよが「ロングは珍しいと思うんですけど、色味はピンクで。普段ピンクの衣装が多いので、レトロな感じで新鮮ですね」と語ると、ダレノガレも「アン・ハサウェイさんが最初の方で見せる格好に似た感じの衣装にしてみました。60年代風のファッションは着る機会がないんですけど、ファッションは繰り返しているんで。今年は肩の入ったファッションとかもいっぱい出ているので、やっと着られたなと思いました」とお互いに笑顔を見せる。
美しくも恐ろしい大魔女を演じるアンについて、ダレノガレは「今までキュートな姿とか、キャリアウーマンの役が多かったのに、よくこの作品を引き受けたなと思いました」と彼女の振り切り具合に驚がく。ゆきぽよも「バラエティーで身体を張っているゆきでも『大丈夫? アン・ハサウェイさんいいの?』となるくらいでした」と同調すると、ダレノガレは「今までの作品とのギャップがすごすぎて。でもこの役はアン・ハサウェイさんしかできないなと思いました」とアンを称賛した。
イベントでは、映画にちなんで「もし魔法が使えるならどんな悪いことをしてみたい?」という質問も。ダレノガレは「いくつか(答え)出したんですけど、なかなか事務所からオッケーが出なくて……」と前置きしつつ、出した答えは「ムカつく人をクッキーにして食べちゃいます」。「映画の中では(魔女が少年を)ネズミに変えていたんですけど、ネズミは嫌だなと思って。だからクッキーにして、食べる前に一回つぶしてから胃袋に入れてやります」と説明し、魔女のような不敵な笑いを浮かべた。
一方のゆきぽよは、“本音しか喋れなくなる魔法”が使いたいと回答。「みんな『かわいいね』と褒めてくれるけど、お世辞じゃないかなと思っていて」というコメントに、ダレノガレも「わかる。芸能界に入ると疑い深くなるよね」と同意。さらに、ゆきぽよは「本当にかわいいと思ってくれているのか、気になっちゃって。魔法をかけたら『本当にかわいいよね、まあわたしの方がかわいいけど』というような、女の子の悪いネチネチを出せるような魔法を使いたい」と願望を明かしていた。(取材・文:壬生智裕)