大泉洋『騙し絵の牙』3.26公開決定!撮り下ろしの新映像も!
コロナ禍で公開が延期されていた大泉洋主演の映画『騙し絵の牙』。新たな公開日が来年3月26日に決まり、撮り下ろしのスペシャル映像が公開された。
「罪の声」などの作家・塩田武士が大泉を主人公に当て書きした同名小説を、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化した本作。創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する大手出版社を舞台に、お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉)が、危機を乗り越えようと奮闘するさまを描く。共演には松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼と豪華な顔ぶれがずらりと揃っている。
今回公開されたスペシャル映像「未来で待つ男」は、新公開日の決定を告知するために、大泉や吉田監督らスタッフが再集結して11月下旬に撮影されたもの。「ちょっとだけ未来に来ています」と言う大泉がカメラ目線で語りかける内容で、演出や照明に凝った仕上がりに。本編と同じカメラを使用し、本格的で贅沢な30秒の新映像が出来上がった。撮影は全10カットの順撮りで、約2時間かけて行われた。
大泉は「久しぶりの監督の緻密な演出に(映画本編)撮影中のピリッとした感じを思い出しました。監督からも『久々じゃないですか? こういう細かいこと言われるの』と言われて……。自分でもよくやったなと思います(笑)」と撮影を振り返る。一方の吉田監督は「誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ、一年ぶりの再会とは思えないくらい撮影もスムーズに進みました」とコメント。これまでの予告をバージョンアップさせ、大泉が最後にちらっと登場する新予告編も公開された。(編集部・小松芙未)
大泉洋コメント
▼撮影を終えての感想
今年は夏に連ドラと舞台を終えてからしばらくお芝居をせずバラエティばかりに出ていたので、久しぶりの監督の緻密な演出に(映画本編)撮影中のピリッとした感じを思い出しました。監督からも「久々じゃないですか? こういう細かいこと言われるの」と言われて……。自分でもよくやったなと思います(笑)。
▼公開を待つファンの方々にひと言
お待たせした分、より期待値が上がっているのではないでしょうか。みなさん、色々な思いでご覧になることかと思いますが、3月26日に公開になるというのは、そのほうがこの映画にとって良い運命だったのかもしれません。
是非、待ちに待った分存分に楽しんでいただければと思っております。
吉田大八監督コメント
新公開日決定にあたり、なんとか僕たちの気合いを形にしたくて大泉さんと相談した結果、こんなものができました。楽しんでいただければ幸いです。
誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ、一年ぶりの再会とは思えないくらい撮影もスムーズに進みました。
厳しい冬を乗り切れば明るい春が来ると信じて、無事に皆さんと劇場でお会いできる日を心待ちにしています。