横浜流星が“目覚ましい活躍をした男性”に選出!「人の優しさに救われた年」と感謝
ファッションメディア「ELLE(エル)」が今年公開された映画の中からベスト作品や映画人を表彰する「エル シネマアワード2020」の受賞者が決定し、今年目覚ましい活躍をした男性が選ばれる「エル メン賞」に俳優の横浜流星が輝いた。
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今年、授賞式が ELLE Japan 公式YouTubeとTwitterにて初のオンライン生配信で実施された「エル シネマアワード2020」。文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって2020年に公開された国内外の映画からベスト映画が決定されたほか、「エル ベストアクトレス賞」「エル ベストディレクター賞」「エル・ガール賞(今年はエル・ガール ニューディレクター賞)」「エル メン賞」の4部門における受賞者の発表が行われた。
「エル メン賞」には、主演映画『きみの瞳が問いかけている』で天才キックボクサーという難役を世界大会で優勝したこともある空手経験も生かして挑んだ横浜が決定。今年は第43回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、2020年エランドール賞新人賞、第15回ソウルドラマアワードのアジアスター賞を受賞している横浜だが、今回さらなる躍進ぶりがわかる結果となった。受賞者VTRには、横浜がメンズとしては初のジャパンアンバサダーを務めているディオールのスタイリッシュなスーツスタイルで登場し、受賞ムードを盛り上げた。
受賞にあたり横浜は「素敵な賞をいただけて、光栄に思っています。いろいろなことがあった1年でしたが、人の優しさに救われた年でもありました。『きみの瞳が問いかけている』では、作品が良くなるように、観てくださる方々の心を動かせるように、という思いで、全力で役として生きていました。自分の中でとても手応えを感じた作品だったので、少しでも皆さんの心の中に届いているのかと思うと嬉しいですし、僕自身も人として学ぶことが多かったので、これからもずっと心に残るような大切な作品となりました」と喜びをコメントしている。
今回のアワードでは横浜のほか、日本の映画界において輝く女優を選ぶ「エル ベストアクトレス賞」と、優れた監督を選ぶ「エル ベストディレクター賞」を『スパイの妻<劇場版>』の蒼井優と黒沢清監督がそれぞれ受賞。新世代をけん引する映画人を選ぶ「エル・ガール ニューディレクター賞」には初めての監督作品『夏、至るころ』を発表した池田エライザが輝いた。そして、ベスト映画を決める「エル シネマ大賞」にはグレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が選出されている。(編集部・大内啓輔)