『キャプテン・マーベル』続編にミズ・マーベル登場!2022年11月公開決定
マーベル映画『キャプテン・マーベル』の続編に、Disney+の実写ドラマでデビュー予定の新ヒーロー、ミズ・マーベルが登場すると、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが現地時間10日、ウォルト・ディズニー・カンパニーの投資家向け発表会で明らかにした。あわせて、続編の全米公開日が2022年11月11日であることも発表された。
【画像】「アベンジャーズ」新作ゲームにも登場したミズ・マーベル
『キャプテン・マーベル』は、強大なパワーと引き換えに記憶を失ったキャプテン・マーベルこと戦士ヴァース(ブリー・ラーソン)の戦いを描いたアクション。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初の女性ヒーロー単独映画としてスクリーンデビューを飾った彼女は、その後『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも登場している。
続編に登場するミズ・マーベルことカマラ・カーンは、超人類・インヒューマンの遺伝子の発現により特殊能力を手に入れた、イスラム教を信仰するパキスタン系アメリカ人の少女。実写ドラマシリーズ「ミズ・マーベル(原題) / Ms. Marvel」(2021年後半配信予定)では、MCU初のムスリム女性ヒーローとして、新人のイマン・ヴェラーニがカマラを演じることが決まっている。原作コミックでのミズ・マーベルは、憧れの存在であるキャプテン・マーベルが過去に名乗っていた“ミズ・マーベル”を受け継ぐ形で誕生しており、映画でもキャプテン・マーベルとの共闘に期待が高まる。
さらに、キャプテン・マーベルの親友マリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)の娘モニカが成長した姿で登場することも明らかに。モニカは、来年1月15日から配信される実写ドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場予定で、同作で大人になったモニカを演じるテヨナ・パリスが続編でも同役を務める。
前作のメガホンを取った、アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督コンビは続投せず。新たに、リメイク版『キャンディマン』などを手掛ける期待の女性監督ニア・ダコスタが就任している。(編集部・倉本拓弥)