細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』2021年夏公開！超巨大インターネット世界が舞台
『時をかける少女』（2006）、『サマーウォーズ』（2009）、『おおかみこどもの雨と雪』（2012）、『バケモノの子』（2015）、『未来のミライ』（2018）の細田守監督の最新作が『竜とそばかすの姫』のタイトルで、2021年夏に公開されることが明らかになった。
過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニメ界のアカデミー賞とされるアニー賞で第46回の長編インディペンデント作品賞を受賞、第91回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けるアニメーション映画監督の細田守。そして、プロデューサーの齋藤優一郎と共に設立したアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」が創立10周年を迎える2021年に新作が公開となる。
細田監督自らが脚本・原作も担当する本作。物語の舞台となるのは、全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界“U”。公開されたコンセプトアートでは、“U”の世界が描かれている。
これまで細田監督は、『デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム！』（2000）、『サマーウォーズ』で発展しつつあるインターネットやデジタル技術と共に生きる人々を描いてきた。『サマーウォーズ』から12年の時を経て、細田監督が最新の知見に基づき、ネット世界に題材に現代に切り込もうとしているという。今後、物語の詳細や声優キャストなど続報を楽しみに待ちたい。（編集部・梅山富美子）