全米興収ランキング、トップ10に再上映作が4本
全米ボックスオフィス考
先週末(12月11日~12月13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、新型コロナウイルスの影響で大作新作のほとんど全てが公開延期となったことで、トップ10のうち4本が再上映作品となった。
【画像】再上映で6位となったクリスマス映画『ポーラー・エクスプレス』
クリスマスシーズンに合わせて再上映された『エルフ ~サンタの国からやってきた~』が3位、『ポーラー・エクスプレス』が6位、『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』が7位にランクイン。続編『ワンダーウーマン 1984』の公開の前に再上映となった『ワンダーウーマン』(2017)は、初登場9位だった。
興行収入306万535ドル(約3億2,136万円)を上げて3週連続の1位となったのは、ドリームワークス・アニメーション映画『クルードさんちのはじめての冒険』の続編『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』。今回のランキングでは、同作以外の興収は全て50万ドル(約5,250万円)以下だった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)(編集部・市川遥)
12月11日~12月13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』
2(2)『ハーフ・ブラザーズ(原題) / Half Brothers』
3(6)『エルフ ~サンタの国からやってきた~』
4(3)『ザ・スイッチ』
5(5)『ザ・ウォー・ウィズ・グランパ(原題) / The War with Grandpa』
6(13)『ポーラー・エクスプレス』
7(12)『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』
8(4)『オール・マイ・ライフ』
9(初)『ワンダーウーマン』
10(7)『カム・プレイ(原題) / Come Play』