酒井法子“幻”の主演映画、ポスタービジュアル公開
酒井法子の主演映画『空蝉の森』(2021年2月5日公開)のポスタービジュアルが17日、公開された。本作は2013年8月末にクランクアップが発表され、当初2014年の公開を予定していた。
酒井にとって2008年の裁判員制度広報用映画『審理』以来の映画主演となる本作。酒井が演じるのは、3か月の失踪中に記憶をなくし、警察に保護される女性・結子。そんな彼女を夫は偽者だと言い張り、二転三転するストーリーが展開する。
3か月の失踪後帰宅した結子を、夫・昭彦(斎藤歩)は「別人」と主張。結子が昭彦の精神カウンセラー・山井(西岡徳馬)に「夫は祖父の遺産をもらえなくなるから、私が戻ってきたら困るはず」と相談する一方、彼女の前に夫の女(長澤奈央)が現れ、失踪者を調べるのが趣味のフリージャーナリスト・青柳(金山一彦)は、島で民宿を営む佐藤(角替和枝)に会いに行く。退職直前の失踪課の假屋警部(柄本明)は、新人刑事に結子の家の防犯カメラが内側向きだったことを指摘する。
監督は、『私の奴隷になりなさい』(2012)、『無垢の祈り』(2015)などの亀井亨。主題歌は、大黒摩季の「OK」に決定している。
酒井は2009年11月に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、執行猶予期間明けの2012年12月に舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」で女優復帰した。(編集部・石井百合子)
映画『空蝉の森』は2021年2月5日よりアップリンク渋谷にて、他全国順次公開