空知英秋が描いた鬼滅の刃キャラ!話題の『銀魂』入場特典ビジュアル
「銀魂」の原作者・空知英秋が映画『銀魂 THE FINAL』(2021年1月8日公開)の公開第1週の入場者プレゼントとして「鬼滅の刃」の炭治郎&柱のイラストカードを描き下ろすことが先日発表され話題を呼んでいたが、19日に配信された特別番組「銀魂タイムズ」でそのビジュアルの一部が公開された。
【動画】「銀魂タイムズ」リピート配信(配信期間:2021年1月31日23時59分まで)
番組には、坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵が登場。空知について話題が及ぶと、杉田は「シャイで面倒見のいい、銀時みたいな人。だけどあらゆる銀魂のキャラクターの要素も入っている」とその人柄に触れる。すると、会場に“ゴリラ”こと空知の着ぐるみが姿を現し、空知から3人に宛てた手紙を手渡し。その内容は、「どこもかしこも『鬼滅』ブーム」「俺が見逃してやってるだけでその気になれば、秒で終わらせられるからね!」「『鬼滅』のアフレコ現場に杉田をスパイとして送り込んでいた」といった空知節全開のもので、キャストの三人はすかさずツッコミを入れていた。
手紙では「『記録』より『記憶』に残る作品を目指します!」という意気込みも。さらに、「僕の方も『アニメ銀魂』に最後にしてやれる事はないかと特典ポストカードを描き下ろしさせてもらいました! 描いているうちに、色んな想いが溢れてきて10枚にもなっちゃったけど、、、是非、僕が描いたキャラクター達の最後の姿、見てほしいな」と話題の入場者プレゼントを紹介すると、「連載終えてブランクがあるから、多少画風が変わってても野暮なツッコミはなしだゾ」という言葉にあわせて空知が描き下ろした「炭治郎&柱イラストカード」の一部ビジュアルが披露された。
公開されたビジュアルには、竈門炭治郎、煉獄杏寿郎(※「煉」は「火+東」が正式表記)、胡蝶しのぶの姿が。空知は「俺は俺の責務を全うする!! このオワコンアニメにどんな手を使っても客を呼ぶ!! 劇場で“柱”達とその他で待ってるぜ!」とコメント。イラストカードは全10種類とあって、残りの絵柄も気になるところだ。
番組では、杉田、阪口、釘宮の三人が今回の新作映画についてもトーク。脚本を読んだ阪口が、杉田のことを「大変だな」と思うほど、さまざまな試練に立ち向かう坂田銀時の姿が描かれるそうで、杉田は「いろんなことに決着をつけないといけないから負担は増えるけど、逆に光栄な話で、ちゃんと決着をつけてくれるんだということのほうが嬉しかった」と喜びをにじませた。また、杉田は「銀時は過去や自分自身を隠しながら生きている人なので、それに対して心を開ける万事屋、仲間を得て、彼は幸せ者だなと思いました」としみじみと語っていた。(編集部・吉田唯)