映画『鬼滅の刃』311億円超え!歴代興行収入1位まであとわずか
人気アニメ「鬼滅の刃」の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開中)の最新の興行収入21日に発表され、公開初日から66日間で観客動員数2,317万5,884人、興行収入311億6,664万7,900円を記録したことが明らかになった。
「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴による人気コミック「鬼滅の刃」は、2019年にはテレビアニメ化もされた人気作。主人公の竈門炭治郎が家族を殺した鬼を討つため、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すために、“鬼狩り”の道へと進む姿を描く。劇場版となる本作は、テレビアニメの最終話の続きとなる、無限列車が舞台となっている。
10月16日に公開された本作は、公開から10週目を迎えてもなお大ヒット中。12月19日の観客動員は13万3,068人、興行収入は1億8,778万8,050円、12月20日の観客動員は14万8,780人、興行収入は2億262万7,400円を記録している。さらに、12月26日からは全国82館の劇場でMX4D、4DXの上映実施が決定するなど勢いは止まらず。
なお、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、歴代興行収入1位となるのか注目を浴びているが、現在歴代興行収入1位の『千と千尋の神隠し』(2001)が、今年6月から8月に行われた「一生に一度は、映画館でジブリを。」で劇場上映され、8.8億円を稼ぎ出した。これにより、国内歴代1位の興行収入の数字を308億円から更新し、316.8億円とさらに数字を伸ばした。(数字は東宝、アニプレックス調べ)(編集部・梅山富美子)
国内の映画歴代興行収入ランキング(興行通信社調べ)
1位:『千と千尋の神隠し』(2001年・316.8億円)
2位:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開中・311.6億円)
3位:『タイタニック』(1997年・262億円)
4位:『アナと雪の女王』(2014年・255億円)
5位:『君の名は。』(2016年・250.3億円)
6位:『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年・203億円)
7位:『もののけ姫』(1997年・201.8億円)
8位: 『ハウルの動く城』(2004年・196億円)
9位:『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年・173.5億円)
10位:『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年・173億円)