「姉ちゃんの恋人」最終回は心からの笑顔を届けたい…有村架純&林遣都が見どころ紹介
22日に最終回を迎えるドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜よる9時~)で共演した有村架純、林遣都が、約3か月にわたる撮影を終えた心境、最終回の見どころを語った。
有村主演の連続テレビ小説「ひよっこ」や、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などを手掛けた岡田惠和が脚本を務めた本作。主演の有村は、両親を失い、弟たちを養いながら懸命に生きる“肝っ玉姉ちゃん”安達桃子に。林は、過去に恋人を守るために起こした傷害事件で服役した過去を持つ真人を演じた。
有村は、3か月にわたる撮影に「桃子というキャラクターが内に秘めている正義感、責任感、情熱、愛情といったいろんなパワーに励まされました。たくさん悩みもしましたが、その時間が自分自身を成長させるだろうと考えて、絶対に向き合うことはやめないと思いながら、ただひたすらに3カ月取り組ませていただきました」とコメント。林もコロナ禍をふまえ、「20代最後の役であり、撮影中に誕生日を迎えたので30代最初の役にもなって、非常に思い出深い作品となりました。苦しい思いをしている人がたくさんいらっしゃる中で、周りの人を大切にする思いを持って生きていれば、きっと何か光が見えてくるのではないかという岡田(惠和)さんのメッセージを受けとっていましたので、真人を通じて一人でも多くの人の力になれたらうれしいです」と振り返る。
前話では、過去を乗り越え幸せ絶頂だった桃子と真人が暴漢に襲われる衝撃的な展開に。最終話では、桃子を命懸けで守り抜いた真人が桃子と共に笑顔で安達家の門をくぐる。和輝(高橋海人※「高」は「ハシゴダカ」)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)ら桃子の弟たち、桃子の親友・みゆき(奈緒)から温かく迎えられ、クリスマスの飾りに彩られた部屋で、家族のぬくもりと幸せな空気に包まれる。世帯主として桃子による乾杯のあいさつで始まったパーティーでは、安達家の恒例行事として、全員が一人ずつ「あること」を発表することに。
そんな最終話の見どころについて、2人は以下のように話している。「最終話は日常の中にある幸せをたくさんかき集めたストーリーで、“姉恋”らしい終わり方だと思います。本当に幸せな最終話になったかなと思いますし、みんなよく笑っています!(笑)それに尽きると思います」(有村)、「全キャスト・スタッフがそれぞれの役割を全うして、とても強い思いを込めて作り上げた作品です。それぞれのキャラクターが回を重ねるごとにいろんなことを乗り越えて、最終回は“心の距離が縮まった姿”“心からの笑顔”を届けられるようにという思いで撮影に臨みました。きっと心に響く作品として締めくくっていると信じていますので、最後まで見届けていただけたらうれしいです」(林)
真人の職場の先輩・悟志(藤木直人)、彼の秘密を偶然知ってしまった日南子(小池栄子)の恋の行方も気になるところ。(編集部・石井百合子)