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実写ドラマ「岸辺露伴は動かない」原作シーン再現も!高橋一生の露伴に反響

字幕を付けても楽しそうな「岸辺露伴は動かない」高橋一生の岸辺露伴
字幕を付けても楽しそうな「岸辺露伴は動かない」高橋一生の岸辺露伴 - (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社(C)NHK・PICS

 NHK総合テレビ・BS4Kで3夜連続放送される、漫画家・荒木飛呂彦原作の実写ドラマ「岸辺露伴は動かない」の第1話が28日に放送され、主人公の漫画家・岸辺露伴を演じる高橋一生をはじめ、俳優陣の熱演と再現度が反響を呼んでいる。(一部、第1話の内容に触れています)

【写真】中村倫也も出演!「岸辺露伴は動かない」場面写真

 「岸辺露伴は動かない」は、荒木の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する人気キャラクター・岸辺露伴の不思議な体験をつづる短編シリーズ。リアリティーを何よりも重んじる風変わりな漫画家・露伴が、新人編集者・泉京香(飯豊まりえ)と共に、人知を超えた事件や事象に遭遇するさまを描く。

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 傲慢でわがままだが、面白い漫画のためならば手段を選ばず、信念に従って生きる露伴。そんな強烈なキャラに挑む高橋は、ドラマのメイキング特番で、「ジョジョ」ならではの独特なポーズの再現について「ポーズの連続みたいなものの間に、どういう動きを入れるのかっていうのをすごく意識していたと思います」と語っていた。それだけにドラマでは、不遜な態度や、ひとつひとつの所作に至るまで、巧みに露伴を体現。個性的なヘアバンドなどをリアルに再現した衣装の効果も手伝ってか、Twitterでも「高橋一生の露伴まじ露伴」「原作から出てきたやろコイツ」「再現率たか」など賞賛された。

 脚本は、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」も手掛けた小林靖子なだけに、原作のテイストをくみ取った巧みな構成と、漫画に寄せた独特のセリフ回しも特徴のひとつ。なかには、字幕をつけて高橋のセリフ回しを楽しんだファンもいたようだ。原作で描かれた、露伴が漫画を描く前にする手首の準備運動シーンまで再現されており、Twitterでは「やったー! 準備運動のシーン!!」など喜びの声も投稿されている。もちろん、映像制作に延べ半年かかったという、相手を「本」にして生い立ちや秘密を知る露伴の特殊能力“ヘブンズ・ドアー”も見どころだ。

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 第1話「富豪村」では、露伴と京香が、土地を所有した者が全て若くして成功しているという、ある山奥の村を訪問。そこで彼らは、土地の所有権を得るため、寛容なきマナーの試練に挑む。ただ原作通りにするのではない、大切なものをかけた心理戦に「この緊張感、まさにジョジョだ!」の声も。京香役の飯豊まりえ、露伴たちにマナーの試験を課す富豪村の案内役・一究役の柴崎楓雅にも「編集の子どっから連れてきた!?」「今回は一究の再現度がやばかった…」など、賞賛の声があがっている。

 ドラマには、原作ではほんの少し触れられるだけだった、京香の恋人・平井太郎役で中村倫也が出演。今回は、違う場所で富豪村の騒動に巻き込まれる役どころだったが、ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼は、3話までのストーリーにどのように絡んでくることになるのか。

 29日には、露伴と同じ出版社で連載を抱える漫画家・志士十五を森山未來が演じる「くしゃがら」が放送。そして、30日に第3話「D.N.A」 が放送される。(編集部・入倉功一)

ドラマ「岸辺露伴は動かない」は総合テレビ及びBS4Kにて12月29日・30日、各午後10:00~10:49放送

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