藤原竜也のスクールポリス、独特すぎるキャラが人気!ギャップ萌えも
藤原竜也主演のカンテレ・フジテレビ系1月期ドラマ「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」(毎週火曜よる9時~)第2話が19日に放送。「マタハラ」を巡るショッキングな展開に加え、藤原演じる破天荒な刑事のキャラクターが反響を呼び、タイトルがTwitterのトレンド1位となる人気を見せた(※一部ネタバレあり)。
本作は、佐々木充郭の小説「スクールポリス」を原案にした1話完結型のサスペンス。タイトルの「スクールポリス」とは学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動を行う架空の制度のこと。初回では、この制度が試験導入された赤嶺中学に配属された警視庁捜査一課の刑事・嶋田隆平(藤原)が、早くも授業中に椅子で窓ガラスを割る騒ぎを起こした生徒を器物破損と暴行罪で逮捕。その事件が校内外に波紋を呼ぶと同時に、SNSでの中傷やいじめなどの問題が浮かび上がった。
第2話のテーマは「マタハラ」。妊娠3か月の英語教師・楓(山口紗弥加)の机の引き出しにネズミの死骸が入れられる事件が発生。楓は以前から嫌がらせをうけていたといい、楓を母親のように慕う生徒・成田(田畑志真)が犯人探しに奔走するなか、さらなる事件が勃発。犯人を巡って二転三転する展開を見せた。
そもそも、楓に対する教師たちの反応も問題ありで、「何かあれば遠慮なく」という声もある一方、「妊婦だからと甘やかさないように」など厳しい声も。校長や副校長もはかばかしくない態度で、楓が育休を申し出た際にはあからさまに育休の撤回を促すような圧力をかけていた。そんな彼らに、正義感の強い国語教師の涼子(真木よう子)は「信じられない!」と激怒し、嶋田は密かに後輩の三枝(山田裕貴)に協力を要請し、楓を守るべく奔走していた。
嶋田と言えば、生徒にも教師にも問答無用で手錠をかけるドライなキャラクター。独特すぎる自分ルールを貫き、ポーカーフェイスで何をしでかすかわからないスリルが視聴者にウケており、第2話でも楓を平手打ちしたモンスターペアレンツに「想像以上のクズっぷり」と言い放ったり、クライマックスである目的のために公園の看板を大破したりと暴走しまくり。そんな破天荒な刑事像も「藤原竜也だから成立する」とその演技力を絶賛する声や、「かっこ良すぎ」「怒鳴られたい」とキャラクターに魅了された声が続出。終盤で見せたかすかな笑顔にギャップ萌えするファンも多く見られた。
次回3話では、校内の高価な備品が盗まれフリマアプリに出品される事件が発生し、嶋田は校内で窃盗犯を暴くべく奔走。一方、阿部(音尾琢真)が受け持つクラスで、とある生徒のドラッグ使用疑惑が浮上する。
第2話では、嶋田がある生徒から聞いた「この学校には亡霊が棲みついている」という噂にも進展があり、今は校内にいない音楽教師・小川(明日海りお)にまつわる謎に迫っていく。(編集部・石井百合子)