渡辺直美、憧れのセーラー戦士との共演に感激のため息!
渡辺直美が29日、丸の内TOEIで行われた『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》』の完成報告会見に出席し、憧れだったというセーラー戦士の声優陣との共演に感激の表情を見せた。この日は三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、皆川純子、大原さやか、前田愛、藤井ゆきよ、渡辺とともにゲスト声優として参加した菜々緒も来場した。
【動画】総勢12名のキャスト集結!完成報告会見の様子【トークノーカット】
本作は、アニメ「美少女戦士セーラームーン」の劇場版で、武内直子による原作コミックの4期「デッド・ムーン編」をもとにしたアニメーションの後編。月野うさぎたちセーラー戦士が悩みや迷いを抱えながらも敵との戦いを繰り広げる。この日は、セーラームーン/月野うさぎ役の三石をはじめ、太陽系戦士役の金元、佐藤、小清水、伊藤、福圓、後編より本格登場する外部太陽系戦士役の皆川、大原、前田、藤井と総勢10名ものセーラー戦士が勢ぞろい。三石は「念願の全員集合で、とてもテンションが上がっています」と満面の笑みであいさつを行った。
熱狂的なセーラームーンファンで、強敵デッド・ムーンサーカス団を率いる老婆の装いをした霊魂導師ジルコニアの声を演じた渡辺は、セーラー戦士声優たちとの共演に「今回、初めて皆さんと舞台に立てて、人見知り全開です。皆さんの声を聞くたびに、はぁ……と興奮していました」とコメント。とりわけちびうさが大好きだったそうで、「アニメ版の時はわたしもちびうさと同世代で、一緒になって応援していましたが、今は母のような気持ち。(今作での)ちびうさのキスシーンは『ちょっとちょっと!』という気持ちで、ちびうさの成長を楽しみました」と語ると、三石は「チューは誰しも経験するものですから」と笑った。
また、渡辺は収録を振り返って「おばあさまの役ということで、最初はどっしりとした感じで演じていたのですが、後編にはアクションもあるので、おばあさんが戦うところでどう声を入れたらいいのかわからず、監督と相談しました」と語る。それには三石も「自分だったら(戦う老婆役は)どうするんだろうと思いながら聞いていましたが、お見事でした」と称賛。続けて「渡辺さんはお人柄が良くて。今日、初めてお会いしたのですが、(登場時に声優陣のために)暗幕を押さえてくれたんです」と気遣いに感謝した。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》』2月11日公開