風間俊介「動揺を隠せなかった」 麒麟がくる最終回への思い
大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合・毎週日曜20時~ほか)で徳川家康を演じる風間俊介が、7日放送の最終回を前にコメントを寄せた。
斎藤道三、織田信長ら戦国武将たちの行く末を、智将・明智光秀(長谷川博己)の青年期から壮年期までの視点から描いた本作。家康を演じる風間にとって、本作は「西郷どん」以来2年ぶり、2度目の大河出演。昨年5月31日の第二十回「家康への文」から登場した。
風間は、最終回について「この物語の着地点に動揺を隠せなかった。歴史から見ればほんの一瞬の出来事ですが、その一瞬は濃いのに淡く、強いのに儚(はかな)い。そして、閃光のように散っていった者たちに、きっと心奪われるはずです」と視聴者に呼び掛けている。
前回「闇に光る樹」では、信長(染谷将太)が共に宿敵・武田家を滅ぼした戦勝祝いとして家康を安土城に招く場面が展開。家康は、かねてから武田を討ったのちに信長が三河をどう扱うのか不信感を抱いており、この宴の饗応係を光秀に持ち掛けた。一方、信長は家康と光秀が親しげな様子を見て疑心暗鬼に駆られたのか、宴の席が修羅場と化すことに。荒れ狂う信長に家康も呆然としていたが……。(編集部・石井百合子)