吉岡里帆、鈴木亮平と初共演 4月期「レンアイ漫画家」で崖っぷちアラサーヒロインに
吉岡里帆が、鈴木亮平主演のフジテレビ系4月期ドラマ「レンアイ漫画家」(毎週木曜22時~22時54分)でヒロインを務めることが9日、同局より発表された。本作は鈴木演じる愛を知らない少女漫画家を主人公にしたラブコメで、吉岡は彼の漫画のネタのために疑似恋愛に挑む崖っぷちのアラサー女性にふんする。鈴木とは初共演となり、「お会いする前からストイックな方だと伺っていました。現場でも“ラブコメといっても、どこで人はキュンとするのか?”とかを一緒に話し合いながらシーンを重ねていけるのが本当に楽しいです。キュンも二人でストイックに考えています! 本編の清一郎とあいこにも通じる感じですね(笑)」と鈴木の印象を語っている。
本作は、講談社モーニングKC刊で2010年から2012年にかけて連載された山崎紗也夏の同名コミックが原作。吉岡が演じるのは、葬儀屋で働く久遠あいこ(くおん・あいこ)。ダメ男ホイホイと呼ばれるほど男運が悪く、30歳を目前にして人生模索中という設定。そんなある日、初恋の人の葬儀で、その兄の漫画家・刈部清一郎(鈴木)から、いきなり「俺のためにレンアイしろ!」との依頼が。葬儀屋をクビになったあいこは、お金のためにやむなく依頼を受け、清一郎の指令のもと疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったり。ことあるごとに清一郎と衝突を繰り返していく。
吉岡にとって、フジテレビ系ドラマへの出演は、2018年7月期放送の「健康で文化的な最低限度の生活」(カンテレ制作)以来、約2年ぶり。木曜劇場への出演は初となる。吉岡は、本作への出演に「“ド直球ラブコメ”作品への出演経験がほとんどないので、すごく新鮮に思いました。また、今は明るいエンターテインメントが必要とされているんじゃないかなと、私自身も感じてたので、ポップな笑いやドタバタもあり、さらに愛情いっぱいの作品に出演させていただけることに、本当にうれしく思いました」とコメント。
企画編成の佐藤未郷いわく、あいこは「引きこもりモンスターを部屋から外に連れ出す陽気なヒロイン」だと言い、恋愛ミッションの度にさまざまなメイク・ファッションで変身していくという。(編集部・石井百合子)