『Mank/マンク』が最多12部門!放送映画批評家協会賞ノミネーション発表
第26回放送映画批評家協会賞のノミネーションが発表され、デヴィッド・フィンチャー監督がメガホンを取ったNetflix映画『Mank/マンク』が、作品賞、主演男優賞などを含む最多12部門でノミネートを果たした。
古典的名作『市民ケーン』誕生の舞台裏を、脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの視点から描いた『Mank/マンク』。作品賞、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)はもちろん、助演女優賞(アマンダ・セイフライド)、監督賞、オリジナル脚本賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣裳デザイン賞、ヘア&メイクアップ賞、視覚効果賞、作曲賞の12部門にノミネートされた。
次点は、成功を夢見てアメリカ南部へと移住した韓国系移民一家を描く『ミナリ』で10部門にノミネート。作品賞、主演男優賞(スティーヴン・ユァン)のほか、助演女優賞(ユン・ヨジョン)、若手男優・女優賞(アラン・キム)、監督賞(リー・アイザック・チョン)、外国語映画賞などの候補に入っている。
授賞式は3月7日(現地時間)に現地&バーチャルのハイブリッド形式で開催予定。主なノミネート結果は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
■作品賞
『ザ・ファイブ・ブラッズ』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『ミナリ』
『この茫漠たる荒野で』
『ノマドランド』
『あの夜、マイアミで』
『プロミシング・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『シカゴ7裁判』
■主演男優賞
ベン・アフレック 『ザ・ウェイバック』
リズ・アーメッド 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
チャドウィック・ボーズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』
トム・ハンクス 『この茫漠たる荒野で』
アンソニー・ホプキンス 『ファーザー』
デルロイ・リンドー 『ザ・ファイブ・ブラッズ』
ゲイリー・オールドマン 『Mank/マンク』
スティーヴン・ユァン 『ミナリ』
■主演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス 『マ・レイニーのブラックボトム』
アンドラ・デイ 『ジ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ(原題) / The United States vs. Billie Holiday』
シドニー・フラニガン 『ネヴァー・レアリー・サムタイムズ・オールウェイズ(原題) / Never Rarely Sometimes Always』
ヴァネッサ・カービー 『私というパズル』
フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』
キャリー・マリガン 『プロミシング ・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
ゼンデイヤ 『マルコム&マリー』
■監督賞
リー・アイザック・チョン 『ミナリ』
エメラルド・フェネル 『プロミシング ・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
デヴィッド・フィンチャー 『Mank/マンク』
スパイク・リー 『ザ・ファイブ・ブラッズ』
レジーナ・キング 『あの夜、マイアミで』
アーロン・ソーキン 『シカゴ7裁判』
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』
■オリジナル脚本賞
リー・アイザック・チョン 『ミナリ』
エメラルド・フェネル 『プロミシング ・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
ジャック・フィンチャー 『Mank/マンク』
イライザ・ヒットマン 『ネヴァー・レアリー・サムタイムズ・オールウェイズ(原題) / Never Rarely Sometimes Always』
ダリウス・マーダー&エイブラハム・マーダー 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
アーロン・ソーキン 『シカゴ7裁判』