新田真剣佑『ブレイブ -群青戦記-』ヒット祈願で見事に大吉!
新田真剣佑が11日、上野東照宮で行われた映画『ブレイブ -群青戦記-』大ヒット祈願イベントに来場、おみくじを引いたところ、見事に大吉を引き当て、共演者たちから“持っている”と称賛されるひと幕があった。山崎紘菜、鈴木伸之、渡邊圭祐、本広克行監督も参加した。
【写真】新田真剣佑、おみくじを引く姿もクール!(イベントの様子)
「週刊ヤングジャンプ」で連載された笠原真樹のコミックを『踊る大捜査線』シリーズの本広監督が実写映画化。ある日突然、戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の高校生たちが、生きのびようと奮闘するさまを描き出す。三浦春馬さん演じる戦国武将の松平元康(後の徳川家康)が、重要な役柄として登場することから、1627年に創建された上野東照宮で大ヒット祈願を実施。東照宮とは徳川家康公(東照大権現)を神様として祀る神社のことで、日光や久能山など、全国に数多く存在している。
本殿でのご祈祷を終えた新田は「僕が演じる(主人公)蒼にとって家康というのは、とても大きな存在で。僕にとっても大きな存在なので、ここでイベントができてうれしく思います」とあいさつ。ヒロインの遥を演じる山崎も「本当は共演者や、スタッフみんなで来られたらと思いましたが、今日はみなさんの分までヒットをお願いしてきました」と続けた。
本作について「日本のアベンジャーズだと思います」と切り出した新田は、「ここにいる考太さん(鈴木)がいつも先頭に立っていて。彼は本当にアイアンマンで、カッコいいんですよ。予告にもあったんですけど、僕たちを引き連れていくぞ、というシーンがものすごくカッコよくて。いつも考太の後ろにいる蒼でございます」と考太を演じた鈴木を絶賛。さらに「僕の口だけでは説明できないほどに、いろんな部活があっていろんな戦い方があります。観ていて飽きないほどに、常にワクワクさせられました」と付け加えた。
この日は、一発勝負の運試しおみくじにチャレンジすることに。本広監督が「小吉」、渡邊が「大吉」、鈴木が「中吉」、山崎が「吉」を引き当てて、いよいよ新田の番に。「持っている男ですから」「信じていますから」という共演者たちの期待の声を浴びる中、新田が引き当てたのはなんと「大吉」。「うわー!」と驚いた様子を見せた共演者たちは口々に「持っている!」「すばらしい」と絶賛の声。「最高ですね」と笑顔を見せる新田に、会場からも大きな拍手が送られた。
最後のコメントを求められた新田は、「今日は大吉ということで、うれしかったな」としみじみ切り出すと、「『ブレイブ -群青戦記-』、最高の映画でした。とても面白くて、僕は今も、今後も、一生、大好きな作品になりました」とコメント。さらに「昔、『戦国自衛隊』という(自衛隊が過去にタイムスリップするという)似ている映画があったんですが」と父・千葉真一主演の映画を引き合いに出しつつ、「特に僕の世代はこんな映画は観たことがないと思います。初めて観るような映画をぜひスクリーンで観ていただきたいです」とメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
映画『ブレイブ -群青戦記-』は3月12日より全国公開