瑛人『トムとジェリー』吹替版で初の映画主題歌!きっかけは親友の存在
昨年、シングル「香水」で大ブレイクしたシンガーソングライターの瑛人が、生誕80周年を迎える人気アニメーションシリーズをハリウッドで実写化した『トムとジェリー』の日本語吹替版主題歌として、新曲「ピース オブ ケーク」を書き下ろした。
瑛人が映画の主題歌を担当するのは今回が初めて。「オファーをいただいた時はびっくりしました。誰もが知っている、もちろん僕も知っている『トムとジェリー』の日本語吹替版の主題歌を担当できるなんてうれしくて、やりたーい! という気持ちになりました。映画館で僕の歌が流れるなんて信じられないです」と喜びを語っている。
オファーのきかっけは、テレビ番組である友人の存在を明かしたこと。「いつもケンカしてるけどすぐ仲直りする、まさにトムとジェリーみたいな関係の親友がいます。そういう関係っていいですよね。ちなみに、そいつによくいたずらを仕掛けているので僕がジェリーですね」という瑛人は、トムとジェリーの関係性を象徴する「大嫌いだけど、好き」という日本版ポスターのキャッチコピーも念頭に楽曲を制作。「しかも誕生80周年、というのは8(エイト)が入っていて縁を感じました(笑)」と語っている。
本作では、ニューヨークの高級ホテルで行われる、世界的なセレブカップルのウエディングパーティーを成功させるため、ケンカばかりのトムとジェリーがまさかのタッグを組むことに。日本語吹き替え版では、二匹のドタバタに巻き込まれてしまう新人ホテルスタッフ、ケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)の声を水瀬いのりが担当。そのほか、木村昴、大塚芳忠、千葉繁、坂本真綾、日野聡、浪川大輔、新谷真弓ら豪華声優が集結している。(編集部・入倉功一)
映画『トムとジェリー』は3月19日より全国公開