「鬼滅の刃」累計1億5,000万部突破!完結後も人気継続
集英社は15日、吾峠呼世晴の人気漫画「鬼滅の刃」全23巻の累計発行部数が、1億5,000万部(電子版含む)を突破したと発表した。
「週刊少年ジャンプ」で連載された本作は、初版395万部を記録した最終23巻をもって刊行を終了。完結後も『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の大ヒットなどもあって人気は継続し、昨年12月4日の23巻発売で累計発行1億2,000万部を突破してから、2か月ほどで1億5,000万部に到達した。
また集英社では、今後のアニメ展開も注目されるなか、シリーズ初の塗絵本「鬼滅の刃 塗絵帳 -紅-」「鬼滅の刃 塗絵帳 -蒼-」を2021年3月4日に2冊同時発売する。吾峠による原作イラストを用いた塗絵を、各冊に36点収録。一部のページはミシン目から切り離すことができ、カバー裏は塗絵に採用されたカラーイラストをデザインした、特製ポスター仕様となる。塗絵帳の発売に伴って、塗絵コンテストの開催も決定した。Instagram投稿か郵送で応募が可能となっており、入賞者にはアートボードなどが送られる。詳細は3月4日に特設サイトにて公開される。
「鬼滅の刃」は、大正時代の日本を舞台に、人喰い鬼に家族を惨殺された炭売りの少年・竈門炭治郎が、家族を殺した鬼を討ち、鬼にされた妹の禰豆子を人間に戻すため、鬼狩りの組織・鬼殺隊の剣士となって戦うさまを描く和風活劇。(編集部・入倉功一)
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記