窪塚洋介の息子・窪塚愛流、Uru「ファーストラヴ」MVに出演!
シンガーソングライター・Uruの「ファーストラヴ」のミュージックビデオ(以下、MV)に、俳優の窪塚洋介を父に持つ俳優・モデルの窪塚愛流が出演していることが明らかになった。
公開中の映画『ファーストラヴ』の主題歌として、Uruが作詞・作曲を手掛けて書き下ろした「ファーストラヴ」。Uruが「タイトルを考えるにあたりこれ以外のタイトルが見つからないほどに、私もこの映画に心を重ねました」と語っているように、楽曲には映画と同じタイトルがつけられている。MVは、映画でもタッグを組んだ主演の北川景子と堤幸彦監督による完全撮り下ろし映像となっている。
堤監督が原案も担当したMVは、北川ふんする真壁由紀が一人で思い悩んでいた中学生の頃を回想するというもので、映画『ファーストラヴ』の後日談ともいえるアザーストーリーが展開。窪塚愛流が演じるのは、川沿いを俯きながら歩く中学生時代の由紀(菊地麻衣)に視線を投げかける、通りすがりの一人の男の子。映画本編に登場する由紀の夫・我聞(窪塚洋介)の若き日もほうふつさせ、優しい微笑みが印象的だ。MVは思春期の淡い記憶と現在が交錯するエモーショナルな仕上がりとなっている。
今回がMV初出演となった窪塚愛流は2003年生まれで、2018年公開の『泣き虫しょったんの奇跡』に出演するなど、俳優としても活躍。「初めてこの曲を聴いたときに気持ちが揺さぶられ、心を何かにつかまれるようで感動しました。MVに出たいという夢が実現できてとても嬉しいです。堤幸彦監督、そして僕の父も出演している作品ということで、とてもワクワクしていました。今回、(堤監督からは)一つ一つ丁寧に指導していただき、父とは真壁我聞という役がどんな人生を送ってきたのかを話して、『楽しんで』と言って送り出してもらい撮影に臨みました」とコメントを寄せている。
なお、同楽曲を収録したUruの10枚目となるシングル「ファーストラヴ」は2月10日にリリースされた。シングルには映画『ファーストラヴ』の挿入歌である「無機質」のほか、カップリングとして優里の「ドライフラワー」をピアノアレンジでカバーしたバージョンや、自身の「Break」をバラードアレンジにしたセルフカバーも収録されている。
2月11日に公開された映画『ファーストラヴ』は、島本理生の直木賞受賞小説をもとにしたサスペンス。公認心理師の由紀(北川)が父親を刺殺した女子大生・聖山環菜(芳根京子)の過去に触れるなかで、自身の心の奥底に隠したはずの記憶と向き合う姿が描かれる。(編集部・大内啓輔)