トム・ホランド、『スター・ウォーズ』フィン役のオーディションで大失敗していた
映画『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが、大失敗した過去のオーディションについて Backstage Magazine に明かした。
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でスパイダーマン役に抜てきされてからは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画に加え、 デイジー・リドリーと共演したSF『カオス・ウォーキング(原題) / Chaos Walking』、早くもアカデミー賞候補と期待されているドラマ『チェリー(原題) / Cherry』、人気ゲームの実写版『アンチャーテッド(原題) / Uncharted』への出演など飛ぶ鳥を落とす勢いのトム。しかし、人気SFシリーズの新たな幕開けを飾った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のオーディションでは、大失態を演じてしまったのだという。
「『スター・ウォーズ』では4回か5回のオーディションをして、僕はジョン・ボイエガが演じた役(フィン役)を受けていた。ある女性と一緒にシーンを演じることになったんだけど、彼女は“ドローン”役だったんだ」と悲劇の始まりを明かしたトム。「僕は『船に戻るぞ!』みたいなことを言うんだけど、彼女は『ピー、ブー、ブー、ピー、ブー、ブー』とやって、もう笑いが止められなかったんだ。すごくおかしいと思っちゃって。本当に申し訳なかったよ、だって彼女はアンドロイドだかドローンだかそういったものをリアルに演じようと、すごく一生懸命だったんだから。それで、もちろん僕は落選した」とドロイド役との演技ができず、フィン役をゲットできなかったと打ち明けた。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』については、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメインもカイロ・レン役のオーディションを受けるも、落選したとUPROXXに語っていた。「(内容はトップシークレットだったから)『高慢と偏見』のシーンを与えられて、『君は悪役のオーディションをしている』と言われたんだ。だから声を変えてやったよ。何度も何度も『コー……パー……(ダース・ベイダーの呼吸音)』みたいな声でいろんなバージョンを披露した。10回くらいやって『ほかにまだある?』と聞かれたから、『いいえ、もうないです』って感じだった」とこちらもかなりおかしかったというオーディションを振り返っていた。(編集部・市川遥)