「おちょやん」襲名を命じられた一平が母と再会…13週のあらすじ
連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が3月1日から13週目を迎える(以下、今後のあらすじに触れています)。
「おちょやん」は、明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた竹井千代(杉咲花)が、女優として奮闘していく姿を追う物語。3月1日からは第13週「一人やあれへん」に突入する。
劇団の仲間たちに、放火騒ぎがすべてヨシヲの仕業だったことを謝る千代。一方、一平(成田凌)は千代と一つ屋根の下にいることが気まずくなり、部屋を借りて一人暮らしを始める。そんななか、社長の大山鶴蔵(中村鴈治郎)が一平の家にやってくる。
鶴蔵は一平に、親父の名前を継いで二代目天海天海を襲名するよう伝えるが、一平はすぐに断る。だが、鶴蔵はこれが社命であり、絶対にやらなければならないと言う。もしも襲名を断れば一座が存続できないかもしれない……と劇団員たちは大騒ぎ。
そのうち千代は、一平が襲名をしたくない理由に父親への恨みがあることを知る。一平が小さかった頃、女好きの父・天海が母を追い出したことを一平は覚えており、許せないのだった。千代は、一平の母に襲名を説得してもらえば、きっと納得するに違いないと思いつく。そして、嫌がる千之助(星田英利)から一平の母の居場所を無理矢理聞き出し、千代は一平を連れて京都に向かう。
そこで一平は、自分の母・夕(板谷由夏)と久しぶりの再会をとげる。すると一平は夕に、必ず親父をこえる役者となり、楽をさせてあげると思いを伝える。だが、夕は一平のことを何にもわかっていない、と冷たく答えるのだった……。(編集部・大内啓輔)