松たか子×坂元裕二脚本ドラマに新キャスト8名 市川実日子、高橋メアリージュン、石橋静河ら
松たか子主演、坂元裕二脚本によるカンテレ・フジテレビ系4月期ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(毎週夜9時~)の新キャスト8名が4日、発表。市川実日子、高橋メアリージュン、石橋静河、石橋菜津美、瀧内公美、豊嶋花、近藤芳正、岩松了の出演が決定した。
本作は、現在映画『花束みたいな恋をした』が大ヒット中の脚本家・坂元裕二がオリジナル脚本を手掛けたロマンチックコメディー。主演の松とは、連続ドラマ「カルテット」(2017)、単発ドラマ「スイッチ」(2020)に続くタッグとなり、3回離婚した子持ちの社長・大豆田とわ子(松)が三人の元夫(松田龍平・角田晃広・岡田将生)に振りまわされながら日々奮闘するさまを描く。
とわ子の親友・綿来かごめにふんするのは、映画『罪の声』も記憶に新しい市川実日子。不器用で仕事は長続きしないものの、自由で楽しく生きている。とわ子が社長を務める建設会社で営業部の責任者として働く松林カレン役に、高橋メアリージュン。坂元作品では「カルテット」で、高橋一生演じるヴィオラ奏者の元妻役として登場した。とわ子の最初の夫・田中八作(松田龍平)の親友の彼女で、恋愛に奔放な三ツ屋早良に、石橋静河。坂元作品には、単発ドラマ「スイッチ」に続いての出演となる。
とわ子の三番目の夫で、とわ子の会社の顧問弁護士を務める中村慎森(岡田将生)と公園で偶然出会う小谷翼に石橋菜津美。とわ子と八作の間に生まれた中学3年生の唄に豊嶋花。生まれた時からずっと反抗期で、常に冷静な目でとわ子や元夫たちを見ている。とわ子の会社の重鎮で良きアドバイザーの六坊仁に近藤芳正。
とわ子の二番目の夫でファッションカメラマン・佐藤鹿太郎(角田晃広)と撮影をきっかけに出会う女優・古木美怜に瀧内公美。とわ子の父で落選続きの元参議院議員・旺介に岩松了。瀧内と岩松は『花束みたいな恋をした』にも出演している。
市川、高橋、石橋のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
市川実日子(綿来(わたらい)かごめ役)
脚本を読んでいると登場人物みんな、自分の知っているひとのような気がだんだんしてきて、「今まで誰かに話すまでもなかった、日常の中のちっちゃなハテナ」を一緒に披露したくなりました。みなさん個性があります。かごめは自分の個性を受け入れて、いま生きているひとです。いろんなひとがいて、いろんな気持ちがある。素直で面倒で愛らしい。見てくださった方の心がほんのり柔らかくなってくれますように。そう願っています。
高橋メアリージュン(松林(しょうりん)カレン役)
こんなにくすっと笑いながら脚本を読めること、この作品に出演できることを幸せに思います。人の普段見逃しがちな行動が細かに面白く描かれていて、読みながらずっと笑い、そして伏線回収に感動しております。この作品の世界に約3カ月間入れるのがとても楽しみです。今作では、華やかな容姿の中のその人を映し出せたらなと思います。監督とプロデューサーさんに言われた「ドキュメンタリーを撮る感覚」という言葉に役者としてとてもワクワクしています。素晴らしいキャスト、スタッフが揃そろっているので、良いドラマにならない理由が見当たりません。ぜひ期待していて下さい。
石橋静河(三ツ屋早良(さら)役)
脚本を読んで、思わず一人でゲラゲラ笑ってしまいました。それぞれのキャラクターが軽快で切実で、早く完成した作品を見たい!と思いました。早良さんはとても積極的な女の子ですが、好きという気持ちに真っ直すぐなのは素敵す て きなことだと思います。チャーミングに演じられるよう頑張ります。一生懸命に生きる人たちを、時にクスッと時にエールを送りながら、見ていただけたら幸いです。お楽しみに!