「天国と地獄」怪しい“師匠”迫田孝也に注目!
日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」(TBS系、日曜21時~)に出演している俳優の迫田孝也(さこだ・たかや)に注目したい。
全員怪しい…?「天国と地獄 ~サイコな2人~」第7話場面カット
本作は、「JIN -仁-」「おんな城主 直虎」「義母と娘のブルース」など数多くのヒットドラマを手掛けてきた森下佳子の脚本によるオリジナルストーリー。綾瀬はるか演じる刑事・望月彩子と、高橋一生ふんするサイコパスな殺人鬼・日高陽斗の魂が入れ替わることから物語は展開する。次々と起こる猟奇殺人と日高の謎に迫る彩子は、日高の共犯者である可能性が高い「クウシュウゴウ」、日高と別々に育った双子の兄「東朔也」という人物にたどり着く。
迫田演じる湯浅和男は、彩子の家に居候中の渡辺陸(柄本佑)のアルバイト仲間で、陸からは師匠と慕われている人物。彩子と日高が入れ替わったことに気づいた陸は、彩子の手伝いをするなかで、湯浅が事件に関わっているのではないかと疑いを持つ。
自身の過去を語らず、陸に冗談交じりで「余命3か月」と話していた湯浅は、2月28日放送の第7話では倒れて病院へと運ばれた。湯浅が東朔也と同じ薬を所有していることから、SNS上では「やっぱり師匠が」「東朔也は師匠で確定?」「師匠と思わせて二転三転しそう」と盛り上がりを見せている。
物語のカギを握る場所・奄美大島がある鹿児島県出身の迫田は、現在43歳。大学を卒業後に役者を目指して上京し、その後は数々の舞台や映画、ドラマで活躍している実力派俳優だ。江藤新平役で出演したNHKの大河ドラマ「西郷どん」(2018)では、薩摩ことば指導も担当。2019年には「前田正名 -龍馬が託した男-」(KTS鹿児島テレビ)でドラマ初主演を果たした。また、三谷幸喜作品に数多く出演し、三谷が脚本を担う2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では源範頼役を務めることが決定している。(編集部・梅山富美子)