「仮面ライダーセイバー」エスパーダ・青木瞭がまさかの復活 マスターロゴス役は相馬圭祐
7日放送の特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」(テレビ朝日系・日曜あさ9時~)第25章で、昨年12月6日放送の第13章で消滅したはずの富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ(青木瞭)が復活を遂げた。また、第26章で登場するマスターロゴスの正体が、謎の兵士役の相馬圭祐であることも明らかになった。
【画像】松坂桃李、高梨臨も出演していた「侍戦隊シンケンジャー」
「仮面ライダーセイバー」は、世界の均衡を守ってきた組織ソードオブロゴスの仲間たちと共に戦う主人公・神山飛羽真/仮面ライダーセイバー(内藤秀一郎)の活躍を描くファンタジー活劇。現在、新たな力・プリミティブドラゴンの影響で飛羽真が暴走するという波乱の展開を迎えている。
青木が演じる賢人は、雷鳴剣黄雷(らいめいけんいかずち)を操る仮面ライダーエスパーダとして戦いに身を投じていたが、第13章で仮面ライダーカリバーとの戦いに敗北し、闇の力に飲み込まれ消滅していた。第25章のラストシーンで、飛羽真たちの前に現れた賢人だが、変身していたのはエスパーダではなく、自身を倒したカリバーだった。
約3か月ぶりの登場に、青木は「ようやく復活することができました」と安堵。「最初は賢人としての心持ちは一切僕の中で変えるつもりはありませんでしたが、台本を読んで監督やスタッフの皆さんと話し合いをした際に、また別の角度から新しい考え方を提示いただき、より“賢人”について深掘りができそうだなと率直に思いました」と復活について語ると、「この状況下で賢人の役目を果たしつつ、対立している者達の第三の台風の目となり、物語をより一層盛り上げていきたいです」と決意を新たにした。
また、14日放送の第26章では、ソードオブロゴスを束ねる長・マスターロゴスが、サウザンベース所属の謎の兵士であると判明。サウザンベースに乗り込んだ飛羽真を禁庫へと導いた人物だが、なぜあのような行動をとったのか、そして敵・ストリウスと引き合わせたのか、全ては謎に包まれたまま。マスターロゴスは今後、飛羽真やライダーたちの大きな脅威として立ちはだかることになる。
相馬は、特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」(2009)で梅盛源太/シンケンゴールドを演じており、本作で約12年ぶりに特撮ヒーロー作品へと戻ってきた。「役者という仕事を今日まで続けてこられたのも、約12年前に出演させていただいた特撮作品『侍戦隊シンケンジャー』があったからだと強い感謝の気持ちがあります」と感慨深げにコメントすると、「紆余曲折の役者人生ではありましたが、今一度初心に立ち返り、感謝と挑戦を胸に作品に彩りを与えられるよう精進して参ります」と意欲。役柄については「正直なところ、まだ自分にも分からない部分が多すぎて一概に見所はココだと言い切れないです」と言葉を濁している。(編集部・倉本拓弥)