A24『ライトハウス』日本公開決定！ロバート・パティンソン＆ウィレム・デフォー共演
映画『ミッドサマー』『ムーンライト』などで知られるスタジオ・A24が製作した、ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーが共演するスリラー『ライトハウス』の日本公開が7月に決定し、ポスタービジュアルと特報映像が公開された。
本作は、ある孤島を舞台に、徐々に狂気の世界に足を踏み入れていく二人の男を描いたスリラー。1890年代、ニューイングランドの孤島にやってきた二人の灯台守。4週間にわたる灯台と島の管理の仕事を任された彼らだが、ベテランのトーマス・ウェイク（ウィレム）と経験の浅い若者イーフレイム・ウィンズロー（ロバート）は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気が漂うなか、嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう。
公開されたポスタービジュアルは、絶海の孤島と灯台を背景にロバートとウィレムの表情が奇妙な構図で切り取られており、どこか不穏な空気。暗闇に煌々と灯る灯台を映し出した特報映像には、じっと正面を見据える二人が映し出されている。
メガホンを取ったのは、ゴシックホラー『ウィッチ』（2015）で、後に「クイーンズ・ギャンビット」に出演するアニヤ・テイラー＝ジョイの才能を見出したロバート・エガース監督。1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件がベースになっており、劇中、ほぼ全編に渡ってロバートとウィレムしか登場しないことでも話題に。モノクロとスタンダードサイズで人間の感情を切り取った映像美は、第92回アカデミー賞で撮影賞（ジェアリン・ブラシュケ）にノミネートされた。（編集部・入倉功一）
映画『ライトハウス』は7月、TOHOシネマズシャンテほか全国公開