森川葵、ドラマ「賭ケグルイ双」の撮影は女子校にいる感じ
女優の森川葵が22日、東京・千代田区の神楽座で行われたドラマ「賭ケグルイ双(ツイン)」のドラマ完成報告&LINE LIVE 生配信イベントに登壇し、「女子校にいる感じ」だったという撮影を振り返った。この日は共演者の佐野勇斗、生田絵梨花(乃木坂46)、萩原みのり、秋田汐梨、長井短、佐々木美玲(日向坂46)、監督の英勉も登壇した。
河本ほむら原作・尚村透作画の人気コミック「賭ケグルイ」に登場する早乙女芽亜里を主人公にした同名コミックを実写ドラマ化する本作。蛇喰夢子が学園に転校してくる1年前を舞台に、ごく普通の家庭に生まれた芽亜里(森川)が政財界の子女たちの通う私立百花王学園に編入し、学園のすべてを支配するギャンブルという狂った掟に翻弄されながらも仲間とともに奮闘していくストーリー。イベントはLINE LIVEにて生配信も行われた。
実写「賭ケグルイ」シリーズを通じて、今作の主人公となる芽亜里を演じてきた森川。シリーズの劇場版第2弾『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(4月29日公開)にも出演しているが、「ずっと2年生の芽亜里を演じてきて、今回は1年生の芽亜里。大丈夫かなって」と不安もあったという。「でも芽亜里が大好き。今回は女子3人(萩原、秋田)だけでチームを組んでやるので、キャッキャッと女子校にいる感じでやれました」と感想を口にした。
また、生田は生徒会の美化委員長で心理戦が得意なギャンブルの名手・三春滝咲良を演じる。「咲良は目力が強いので、武士のように力があるという感じで演じました。(役づくり期間は)乃木坂の仕事のときでも目力が自然と強くなってしまって、(スタッフさんから)『三春滝になっているよ』と注意されることもありました」と振り返る。
生田は続けて「この作品に入るときに、監督からみんなバンバン仕掛けてくるから乗り遅れないようにって言われていたんです。どんな撮影現場だろうって、(劇場版第2弾にも出演している)松村沙友理ちゃんに雰囲気を聞いてみたら、『みんな優しいよ』って。実際和気あいあいとした撮影現場で楽しかったです」とエピソードも紹介した。
佐々木は、長井ふんする聚楽幸子専用の家畜として首輪につながれる佐渡みくら役。この日も首輪をつけて登場し、「私も犬を飼っているのですが、ワンちゃんの気持ちがわかりました。散歩のときもあまり引っ張らないであげようと思いました」と照れ笑い。そんな佐々木の首輪をつけての演技に、長井は「どう考えても痛いじゃないですか。最初飛ばして引っ張って首を痛めても困るので、大丈夫ですか? と聞きながらやっていたんです。すると『首強いので大丈夫です』って。プロの家畜だなって思いました(笑)」と佐々木の女優魂に驚いたことを明かした。(取材・文:名鹿祥史)
ドラマ「賭ケグルイ双(ツイン)」は Amazon Prime Video にて3月26日より2話ずつ独占配信