「ゴースト・オブ・ツシマ」映画化が決定!『ジョン・ウィック』監督がメガホン
PlayStation4用ソフトウェア「Ghost of Tsushima」(ゴースト・オブ・ツシマ)の映画化が決定し、映画『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督がメガホンを取ることになった。プレイステーションのブログで正式発表された。
「Ghost of Tsushima」は、サッカーパンチ・プロダクションズが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2020年7月17日に発売され、累計実売本数は650万本を突破している人気ゲーム。文永(13世紀後半)のモンゴル帝国による日本侵攻を題材に、元軍との激戦で辛くも生き残った武士・境井仁が、冥府から蘇りし者「冥人」(くろうど)となって、対馬の民を守るため、あらゆる手段を駆使して故郷を敵の手から取り戻そうとするさまを描くオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーだ。
サッカーパンチのクリエイティブディレクターであるネイト・フォックスは、仁というキャラクターをスタエルスキ監督に託した理由について、「彼の長年の経験に裏打ちされた作品へのビジョンを活かし、これまでにない最高のアクション作品を生み出してくれることでしょう。仁のレーザー級の刀捌きを実写化できる人がいるとすれば、それはチャド・スタエルスキ氏しかいないと思っています」とコメントしている。
映画化はソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションズの下で行われ、スタエルスキ監督、アレックス・ヤング、ジェイソン・スピッツが彼らの制作会社「87イレブン・エンターテインメント」を通してプロデュースする。ソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションズがタッグを組むのは、現在ポストプロダクション中のトム・ホランド主演の実写版『アンチャーテッド(原題) / Uncharted』(2022年2月11日全米公開)に続き2度目となる。
現在、スタエルスキ監督は『ジョン・ウィック』シリーズ第4弾の撮影の準備中だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・市川遥)