[Alexandros]、声優初挑戦!『機動戦士ガンダム』最新作で市民役
人気ロックバンド・[Alexandros](川上洋平、磯部寛之、白井眞輝)が、「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(5月7日全国公開)で声優に初挑戦していることが明らかになった。
【動画】[Alexandros]が声優初挑戦!アフレコの様子
アムロとシャアが激突した『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』後の宇宙世紀0105年を舞台に、腐敗した地球連邦政府に反旗を翻す主人公ハサウェイ・ノアの姿を描く本作。[Alexandros]の三人は主人公とニアミスする市民役を務めており、川上はハサウェイが通り過ぎるフェリー乗り場前のモニターで演説を見る市民、磯部は川上と同じくモニターで演説を見る市民のほか、マン・ハンターという組織から逃げる市民の声も担当。白井はマン・ハンターから逃げる市民に加えて、乗船場で時計を見るハサウェイの隣でチケットを買う市民、バナナ売りの露天商の三役を務める。
アフレコを終えた川上は、「楽しかったですね。こんなド素人の我々が参戦させていただいていいのかなという思いなのですが……でもやるからには、命をかけて名台詞に命を吹き込ませていただきました。本番は手応え感じました。ほぼ1発OKだったんじゃないですか? 僕のは(笑)」と自信たっぷり。「もしかしたら消されているかもしれないので、本当に入っているのか劇場で確認しなきゃなと思っています。完成披露では入れているけど、商品としてダメにされていないか映画館で確認しないと……そこまでは喜べないです」と映画の完成を待ち望んでいた。
二役に挑戦した磯部も、「表情が見えない中で、声で表現するというのを今日初めて体験しましたが、難しいな、奥が深いなと。プロの方々の奥深さが、僭越ながら垣間見えて新鮮で楽しかったです」と笑顔。「ガンダム」を昔から見ていたという白井は、「好きな声優さんとか何人もいて、声優さんに興味が湧くと、こういう現場を見る機会が多くて、今日そこに自分がいるというのが不思議で、貴重な経験でした。いきなりぶっつけでやって棒読みだったら恥ずかしいので、家で何回か、ダンディとか普通とか練習してみて、注文きたら変えられるようにしました」と振り返った。
[Alexandros]は、本作の主題歌「閃光」も担当している。川上は「僕が常に思っているのが、作品というのは聴いてもらった人が感じたことが全てだと思っています。三部作の上巻ですが、ハサウェイの気持ちを踏まえて作った曲。自分的にもできた時にかなりの手応えがあったので、そこは自信がありました」と力を込めると、「自分の兄もマネージャーもガンダムが好きで、そのガンダム愛を語ってくれる人の話を聞いて、それを元に自分なりのものを吐き出したつもりなので、そこはお楽しみという感じです」と楽曲をアピールした。(編集部・倉本拓弥)