有村架純が菅田将暉を撮影!「はな恋」サプライズのクランクアップ映像
興行収入35億円超えのヒットを記録している映画『花束みたいな恋をした』(公開中)より、主演の菅田将暉&有村架純のサプライズを交えたクランクアップ時の映像が公開された。
1月29日より公開され、4月3日~4月4日の全国映画動員ランキングでは10週目にして9位にランクインする、ロングランヒットを記録中の本作。公開された映像は、20代のカップルを演じた菅田と有村の2020年2月のクランクアップ当日の様子を捉えたもの。
有村より一足先にオールアップを迎えた菅田と、愛猫バロンを演じた猫のジャック。すると、その日の撮影を終えていた有村がサプライズで待ち構えており、菅田と熱いハグ。菅田は「不思議な作品でした。2年くらい前に坂元(裕二)さんにラブストーリーをやりたいと言って、こんな形で実現できてとにかく楽しかったです……」とスタッフ、キャストに感謝を伝えつつ、こみ上げ言葉に詰まると「ジャックどうしたらいい?」とジャックにSOS。言葉を選びながら「素敵な作品になっていると思います」と力を込めていた。直後には、有村が愛用のフィルムカメラで菅田とジャックを撮影し、そんな有村に「待っててくれてありがとうね」と菅田。
ほどなくして有村もオールアップを迎え、監督から花束を受け取ると「お疲れー!!」と菅田がまさかの登場。「来ないって言ってたじゃん!」(有村)「うん、嘘ついた(笑)」(菅田)と微笑ましい掛け合いを見せた。有村は「5年の物語を1か月半で撮るということは、台本に描かれていない時間もものすごく多いので、(空白の)時間を埋めるにはどうすればいいのかなと考えていたんですが、現場で毎日菅田くんとコミュニケーションを取っていたので、本当に5年間一緒に過ごしたような感覚でした。おかげで無事に最後まで撮り切ることができたと思うので、菅田くんが麦くんを演じてくれて本当に良かったなと感謝しています」と菅田に深く感謝。
土井裕泰監督と『映画 ビリギャル』(2015)でも組んでいる有村は、「土井さんとは二度目なので楽しみにしていたんですが、5~6年振りにご一緒させていただいたので、また違ったものを見せれたらと自分の中で目標や課題も持って演じさせていただきました。本当に楽しい1か月半でした」と再タッグに込めた思いを語った。
本作は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから出会った大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)の5年間の軌跡を追うラブストーリー。脚本を、「東京ラブストーリー」「最高の離婚」などで知られ、新ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(カンテレ・フジテレビ系)の放送を控える坂元裕二が手掛けた。(編集部・石井百合子)