のん、宮藤官九郎と再タッグ決定!舞台「大パルコ人」第4弾出演
“創作あーちすと”としても活動するのんが、脚本家の宮藤官九郎が作・演出を務める舞台「大パルコ人」シリーズの第4弾「愛が世界を救います(ただし屁がでます)」に、俳優・村上虹郎と共に出演することが明らかになった。連続テレビ小説「あまちゃん」(2013)以来の宮藤とのタッグとなるのんは、8月からの公演に向け「無事公演出来ることを楽しみに、稽古に励みます。頑張らなきゃ~~」と意気込みを語っている。
大パルコ人は、劇団・大人計画とパルコが共同プロデュースするオリジナルロックオペラシリーズ。第4弾となる今回は、崩壊した2055年の渋谷を舞台に、特殊な能力と共通の悩みを抱えた浮浪児たちが、「世界を救う」という壮大なテーマを背負い、能力と羞恥心の狭間で葛藤するさまを、怒髪天・上原子友康のオリジナル楽曲にのせて描く。
本作について「超能力ものです」と明かす宮藤は「2055年の渋谷に超能力者が集まって、世の中をよくするために、喧嘩したり仲直りしたり、演奏したり歌ったりするマジメな集会です」としながらも「ただし屁が出ます。すいません。マジメな時ほど屁が出ます。感想は『#ただし屁が出ます』で呟いて下さい。屁が出ます」と謎だらけの解説。
また、大パルコ人への参加に「嬉しい気持ちでいっぱいです」というのんも、「あまちゃんの時に、宮藤さんの脚本でお世話になりました。あの時は朝ドラフィルターがかかっていたんだなあ、と思うくらい、今回の宮藤さんのプロットがぶっ飛んでいてびっくりしました」といい、「きっと、タイトルを読んだだけで『一体どんな舞台なんだ?!』と誰もがドキドキワクワクしていると思います。私も心臓バクバクです」と語る。
さらに村上も「うお~、ついに宮藤さん~、大人計画さん~、という感じです。ただただ観てきた側の人間として。不思議な感覚があります」と喜びつつ、「やばいです。こんな話の設定で作品作ろうとしている宮藤さんはやっぱりおかしな方だと思います」と本作のぶっ飛び具合に言及。「大パルコ人というとんでもないエネルギーのシリーズについていけるようまずは体力作り頑張ろうと思います」と意気込む。
そのほか本作には、ラッパー・俳優のYOUNG DAIS、お笑い芸人の藤井隆、三宅弘城、少路勇介、よーかいくん、荒川良々、伊勢志摩らが参加。作・演出の宮藤は、ギター演奏でも舞台を盛り上げる。(編集部・入倉功一)
マジロックオペラ「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」はPARCO劇場にて8月9日(月)~8月31日(火)上演 大阪公演、仙台公演あり