吉沢亮、どら焼き持った総長『東京リベンジャーズ』<撮影現場レポート>
北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗といったキャストが集結した映画『東京リベンジャーズ』で、関東最凶の組織“東京卍曾”の総長・佐野万次郎(マイキー)役を務めている吉沢亮。1月に都内で行われた撮影現場取材会でマイキーは、どら焼きを持ってヤンキーたちの前に降臨していた。
本作は「新宿スワン」などの和久井健の人気コミックを、『ヒロイン失格』『あさひなぐ』などの英勉監督が実写化した作品。人生のどん底を歩む主人公・タケミチ(北村)は、自分の人生にリベンジをするため、ヤンキーだった過去に戻って奮闘する。マイキーは過去に戻ったタケミチに関わる重要な人物で、原作でも高い人気を誇るキャラクターだ。
取材陣に向けて公開されたのは、天敵・キヨマサ(鈴木)にボコボコにされていたタケミチの前に、“東京卍曾”の総長・マイキーと副総長・ドラケン(山田)が現れるシーン。不良たちが集結している場所にマイキーとドラケンが登場すると、誰もが道をあけ、ドラケンの後ろをマイキーがどら焼きを持って歩いていた。
金髪で長髪のマイキー。吉沢は「原作のマイキーのキャラクター性が実写になった時に、あまりにマンガ的な表現にならないように落とし所を探りながら演じました」と話す。そして登場シーンでは、あまり威圧感が出ないように意識した。
「一番弱そうな奴が一番強いという“マンガあるある”なシーンだし、何を考えてるかわからない、ボケーッとした姿がかえって周りの恐怖を煽るようなシーンになれば嬉しいなと思いながら演じました」
吉沢が丁寧につくりあげた実写版のマイキー。その姿が多くの観客を虜にすることだろう。(編集部・海江田宗)
映画『東京リベンジャーズ』は7月9日公開