濃すぎる!森三中・大島美幸『地獄の花園』ヤンキーOL役へのこだわり
日本中のOLたちが抗争を繰り広げる映画『地獄の花園』(5月21日公開)で、ヤンキーOLの“大怪獣・悦子”にふんした森三中の大島美幸が、役づくりのこだわりや強烈なビジュアルで挑んだ本作の撮影の裏側を明かした。
バカリズムがオリジナル脚本を手掛ける本作は、普通のOLライフに憧れる直子(永野芽郁)が、空前絶後のOLバトルロイヤルに巻き込まれるさまを描く。大島が演じるのは、直子が勤める会社の製造部で働く神田悦子。会社の三大勢力のうちの一つ、神田一派を束ね、タイマンは300戦無敗を誇る。OLたちからは“大怪獣・悦子”として恐れられているが、仲間思いで人情深い一面を見せることもある。
パーマヘア、くちびるからはみ出る真っ赤な口紅、OLの制服をモチーフにした特攻服姿と独特なビジュアルの悦子について大島は、「メイクさんが『カッコイイです!』と言ってメイクを終え、鏡を見せてもらいました。このビジュアルはカッコイイんだ! と自分の美的感覚を覆されました」と初めて悦子のビジュアルになったときの率直な感想をもらす。
また、「メイクさん的にはスクエアにこだわったそうです」と髪型、口紅のはみ出し具合など細部までがスクエア形になっていたと説明。大島自身は役づくりで「ポケットに手を入れるときは親指だけを出す!」とこだわったそうだ。
撮影では、「闘う時もスカートなので、中身が見えていてもう一度! みたいなことがめちゃくちゃ多かったです」とケンカシーンでの苦労や、「控室から外ロケの移動の時に、強い視線を感じましたが、喜怒哀楽を出さずに、静かに移動していました」とこのビジュアルならではのエピソードも明かしていた。(編集部・梅山富美子)