二階堂ふみ、TBSドラマ初主演!ラブコメで性悪男子高生に拾われるバツイチアラサーに
女優の二階堂ふみが、TBS7月期の火曜ドラマ枠(よる10:00~)で放送される「プロミス・シンデレラ」で主演を務めることが9日、同局より発表された。二階堂が演じるのは、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちのアラサー。金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けたリアル人生ゲームを繰り広げていくラブストーリーで、原作は小学館の漫画アプリ「マンガワン」に連載中(隔週月曜更新)の橘オレコによる同名漫画。二階堂にとって地上波の連続ドラマの出演は、2020年前期放送の連続テレビ小説「エール」以来となり、TBSでのドラマ主演はこれが初となる。
累計発行部数(紙+電子・既刊10巻)が200万部を超えるなどSNSを中心に話題の原作に基づく本作。最悪の出会いを果たした男女が、互いの利害関係からゲームという形を通してつながり、やがて強く惹かれ合っていく。
二階堂演じる主人公・桂木早梅(かつらぎ・はやめ)は、夫から突然「他に幸せにしたい女ができた。別れてほしい」と離婚を切り出され失意の女性。ショックを受け勢いで家を飛び出したものの、スリに遭って無一文になり、ホームレス同然の生活に陥る。そんな中、ひょんなことから出会った金持ちの男子高校生から「泊めてやる代わりにゲームしようぜ」と持ち掛けられ、とある事情で背負ってしまった借金返済のためゲームに参加するハメに。人に頼ることが苦手な早梅が豪邸に居候しながら「セレブパーティーで主役に恥をかかせ20万円獲得」などのゲームに体を張って挑戦するなか、かつての初恋相手である御曹司が現れる。
二階堂は、昨年放送の連続テレビ小説「エール」では主人公の妻を演じ、互いを支え合う夫婦の姿が大きな話題を呼んだ。年末の第71回NHK紅白歌合戦では司会を務めたほか、特別企画「紅白 ディズニースペシャルメドレー」で美しい歌声を披露。写真家としても活動し、その多才ぶりが注目を浴びている。
二階堂、原作者・橘オレコ、プロデューサー・橋本芙美のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
<二階堂ふみ>
ドラマのお話をいただく前から原作を読んでいて、アプリで毎回更新されるのを楽しみにしていました。とあるお仕事の現場で、楽屋に戻ると原作本が置いてあって、「私の好きな漫画だ!」と言ったら、マネージャーさんから、実はドラマのお話が来ているんですと(笑)。両手をあげて喜んだ記憶があります。原作はとにかくストーリー展開が面白いですし、それぞれのキャラクターの心理描写がとても丁寧に描かれていて、感情移入しながら読んでいます。私が演じる主人公の早梅は、まっすぐな強さの中に弱さも持ち合わせていて、そのギャップがとても魅力的なキャラクターです。主人公とは実年齢が同じということもあって、これからの人生をどう生きていくのかという悩みや葛藤など、等身大で演じることができればと思いますし、キャストやスタッフの方々と一緒にこのドラマを素晴らしいものにできたらと思っています。また、見てくださる皆さんに寄り添う場面が必ずあると思いますので、ドラマを見て元気になったり、ちょっと泣いたり、大笑いしたりしていただけるような、エンターテインメントをお届けできるよう頑張ります。
<原作・橘オレコ>
ドラマ化のお話をいただいた時は、まさか私なんかの作品が……と大変驚きました。いまでもその時の驚きと感動は忘れられません。あの二階堂ふみさんが主役を演じてくださるとのこと。いやいや、二階堂ふみさんって・・・。今でもドッキリじゃないかと半分疑っています。どんな風に早梅を演じてくださるのか、今から楽しみで仕方ありません!また、脚本を読ませていただき、自分の描いた漫画がここまで面白くなるのかと感動しています。この脚本をそのまま漫画にしたい・・・。初めての作品で右も左もわからない私を沢山の方がサポートしてくださいました。読者の皆様をはじめこの作品に関わってくださった全ての方々にお礼申し上げます。また、このようなご時世の中でのドラマ撮影、大変かと思われますが、ワクワクしながら一視聴者として放送日を心待ちにしています!
<プロデューサー・橋本芙美>
この原作を読んだ時のヒロインのカッコよさ、予想のつかない恋の行方、意表をついてキュンとさせられるたくさんの場面に、ぜひ火曜ドラマで映像化したい!と思いました。脚本は、以前ラブコメドラマをご一緒した古家和尚さんで、原作の面白さを最大限に生かした胸キュン×笑い×人間ドラマが詰まった連続ドラマにしてくださいました。そして、いつかご一緒したいなと思っていた二階堂ふみさんが主人公を演じてくださることが決まり、とってもうれしいです!二階堂さんが早梅を演じることで、きっとたくさんの視聴者に勇気と元気をお届けできるような作品になると確信しました。不器用なところもあるけれど、誰よりも真っ直ぐで強く生きていくヒロイン・早梅、人生のどん底からこの物語はスタートしますが、彼女がどんな未来を切り開いていくのか、ぜひ早梅と一緒になって「リアル人生ゲーム」に挑んでいただけたらと思います。お楽しみに!!