眞栄田郷敦&岩田剛典、ラブコメで兄弟役 TBS7月期「プロミス・シンデレラ」で二階堂ふみと三角関係に
二階堂ふみ主演のTBS7月期ドラマ「プロミス・シンデレラ」(毎週火曜よる10:00~)の男性キャスト2名が発表され、眞栄田郷敦と岩田剛典(EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が兄弟役で出演することが18日、明らかになった。二階堂、眞栄田、岩田ともに本作が初共演となり、3ショットのビジュアルも公開された。
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本作は、小学館の漫画アプリ「マンガワン」に連載中(隔週月曜更新)の橘オレコによる同名漫画に基づくラブコメ。主人公は、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった崖っぷちのアラサー・桂木早梅(かつらぎ・はやめ)。眞栄田は早梅に金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を仕掛ける高校生・片岡壱成(かたおか・いっせい)に。岩田は早梅の初恋の相手で高級老舗旅館の御曹司、壱成の兄でもある成吾(せいご)にふんする。壱成は何でもできる兄に強いコンプレックスを抱き、成吾は好き勝手に生きる弟を疎ましく思っている設定だ。
眞栄田演じる壱成は、家が金持ちであることをいいことに友達と豪遊し、ホームレスに万札をばらまくなど性格に難ありな高校生。そんな彼が早梅と出会い、彼女が金に一切興味を示さないばかりか、人を見下す態度の自分に平手打ちをくらわせたことで興味を持つ。そして、とあることをきっかけに面白半分で早梅に“リアル人生ゲーム”を持ちかけ、自分が暮らす豪邸に居候させるうちに、彼女が気になって仕方のない存在になっていく。一方、岩田が演じる成吾は、高級老舗旅館・片岡旅館の長男で五代目若旦那。容姿端麗、成績優秀で常に周りから注目を浴びてきたが、自由がなく、心を許せる相手もいないことを密かに悩んでいた。そんな時、弟が連れてきた早梅に10年ぶりに再会し、初恋の相手である彼女への思いが抑えられなくなっていく。
眞栄田はドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)が放送中。新作映画『東京リベンジャーズ』(7月9日公開)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(近日公開)を控えている。岩田は、地上波での連ドラ出演は2019年10月期放送の「シャーロック」以来となり、同作の映画版『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』が2022年に公開される。
プロデューサーの橋本芙美は、眞栄田と岩田の起用意図を以下のように語っている。「今まで年下の可愛い男子の役のイメージが強かった眞栄田郷敦さんですが、実は役によって色んな顔を持っていて、すごく化ける方だなと思っていました。壱成は、金持ちでイケメンのくせに最初はもの凄く口が悪いし性格も最悪です(笑)。でも早梅と出会ってどんどん変わっていきます。本当の意味で『男』になっていき、そこがカッコよくも可愛くもあります。そんな壱成を、眞栄田さんはきっと魅力的に演じてくださると思い、今からすごく楽しみです。壱成と正反対に完璧でありながら内に葛藤や悩みを秘めている兄・成吾は、岩田剛典さんが凄くぴったりと思っていたので、決まった時はとてもうれしかったです。成吾の内面も含め絶妙に表現してくださるのではと、とても期待が高まります。ちなみに衣裳合わせで初めて和服姿を拝見した時は、スタッフたちの目がキラキラするほどお似合いでカッコよく、こんな若旦那が実際にいたら旅館の仲居もお客さんもみんな釘付けだろうなと思いました(笑)」
脚本は、ドラマ「S -最後の警官-」(2014・TBS系)や「ハゲタカ」(2018・テレビ朝日系)などの古家和尚。演出を、映画『一週間フレンズ。』(2016)やドラマ「神様のカルテ」(2021・テレビ東京)などの村上正典が務める。
眞栄田、岩田のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
眞栄田郷敦
原作を読んでみて、コミカルな部分は面白く良い表情が描かれていて、シリアスな部分はとても綺麗な画で、まず漫画の画がとても好きだなと思いました。話は、正直壱成のギャップにやられたといいますか……(笑)。非現実的な部分もある話だと思いますが、それを感じさせないほど入り込んで楽しめた作品でした。ドラマを通して、スカッとしたり、切なくなったり、キュンとしたり、原作を知っている方にも、知らない方にも、『プロミス・シンデレラ』の魅力を最大限お届けできればいいなと思っています。
岩田剛典
僕が本作品のお話をいただいた時には二階堂ふみさん、眞栄田郷敦さんと共演することが決まっていました。ですので、初共演ということがまずとても楽しみだなと思っていました。また実は僕自身、こういうラブコメの作品に出演することが久しぶりなので、そこも楽しみです。原作を読ませていただいたのですが、三角関係だったり、いわゆる王道のラブストーリーの部分もありつつ、とても夏ドラマにふさわしい、毎週明るく見ていただけるような作品になるのかなと思っています。うだるような暑さを吹き飛ばす明るいスカッとしたドラマを、皆さんと一緒に作ってお届けできればと思います。