『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』史上初、国内興収400億円突破!全世界での総興収517億円
昨年10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の日本国内における興行収入が、400億円を突破した。興収が400億円を超えたのは、日本で初めてのこと。本作は、アメリカ、台湾、香港、オーストラリア、中南米など45の国と地域で上映され、日本を含めた全世界での総興行収入は約517億円を記録している。24日、アニプレックスが発表した。
原作コミックス(全23巻)の累計発行部数は1億5,000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画を原作としたテレビアニメ「鬼滅の刃」。2019年4月より放送を開始し、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊へ入隊することから始まる本作は、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルなシーンも人気を博し、国内のみならず、全世界で注目された。
炭治郎たちの新たなる任務が描かれた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、日本では2020年10月16日に公開。国内における累計来場者数は2,896万6,806人、興行収入は400億1,694万2,050円を記録。昨年12月にスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』(2001・316.8億円)を抜いて日本歴代興行収入1位となったことは大きな話題を呼んだが、さらに“興収400億超え”という前人未踏の記録を打ち立てた。
今日までに45の国と地域で上映が行われ、日本を含めた全世界での累計来場者数は約4,135万人、総興行収入は約517億円を記録している。4月23日に4DX・IMAXを含む約1,600館で公開となったアメリカでは、外国語映画のオープニング興行成績歴代1位に輝き、5月21日までに累計推定来場者数約351万人、興行収入43,956,487ドル(約47.8億円)を記録。今後は英国、アイルランド、オランダ、トルコ等での公開も予定されている。(編集部・小山美咲)