ヘンリー・カヴィル、『ジョン・ウィック』監督とタッグか 『ハイランダー』リブート出演交渉中
スーパーマン役で知られる俳優のヘンリー・カヴィルが、『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督が手掛ける、映画『ハイランダー/悪魔の戦士』(1986)リブート版の出演に向けて交渉中だと、Deadlineが独占で報じた。
『ハイランダー』は、現代のニューヨークを舞台に、400年以上続く不死の一族の戦いを描いたSFファンタジー。複数の映画シリーズにテレビシリーズ、さらにマッドハウス制作によるアニメ版も制作されるなど、現在に至るまでカルト的な人気を誇っている。
リブート版の脚本は『セブン・シスターズ』などのケリー・ウィリアムソンが担当。プロットはまだ明らかになっておらず、ヘンリーがオリジナル版のキャラクターを演じるのか、新たなキャラクターを演じるのかも不明。リブート版をめぐっては、これまでさまざまなスター俳優やヒットメイカーの参加が報じられては立ち消えになってきたが、スタエルスキ監督の参加と、ヘンリー出演の可能性が出てきたことで、製作に向けて動き出したという。
また、自身のInstagramでDeadlineの報道を引用したヘンリーは、幼少期から『ハイランダー』シリーズのファンだったと告白。Netflixのファンタジーシリーズ「ウィッチャー」で魔法剣士ゲラルトを演じていることもあり「剣の扱いには長けているし、チャド・スタエルスキ監督のような才能が指揮を執る、またとない機会でもあります。あらゆる手段をもってこのフランチャイズに深く関わることは、私にとって(そして願わくば皆さんにとっても)、忘れがたい冒険になるでしょう」とつづっている。
ヘンリーは、「ウィッチャー」シーズン2の撮影を終えたほか、ミリー・ボビー・ブラウン主演のNetflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』の続編でシャーロック・ホームズ役で続投すると各メディアで報じられている。(編集部・入倉功一)