爆音上映決定!スパイク・リー監督『アメリカン・ユートピア』
スパイク・リー監督の映画『アメリカン・ユートピア』(公開中)の爆音上映が、6月1日より営業再開する渋谷シネクイントで実施されることが31日、明らかになった。6月5日、19日、26日の3回にわたって行われる(1,900円均一※前売り券・特別鑑賞券・招待券各種使用不可)。
本作は、元トーキング・ヘッズのフロントマンであるデイヴィッド・バーンが2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」が原案の舞台を映画化。「アメリカン・ユートピア」のワールドツアー後、2019年秋にスタートしたブロードウェイのショーでは、バーンと11人の仲間たちがマーチングバンド形式による圧倒的な演奏とダンス・パフォーマンスを披露。グレーの揃いのスーツに裸足、配線をなくし、自由自在にミュージシャンが動き回る舞台構成で大評判に。このステージの映像化の可能性を考えたバーンが、スパイク・リー監督に声をかけ映画化が実現した。
併せて、トーキング・ヘッズの伝説のコンサートフィルム『STOP MAKING SENSE』が、6月11日から17日まで上映。12日に爆音上映が行われる(1,200円均一、爆音上映は1,900円)。
爆音映画祭とはBoid樋口泰人氏がスタートしたもので、音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、大音響の中で映画を視聴する試み。大音響だからこそのかすかな音も聴くことができる。(編集部・石井百合子)
※上映日程は今後の感染拡大状況に伴い変更の可能性あり