山崎賢人、主演作『夏への扉』は「愛が詰まった心温まる映画」
俳優の山崎賢人が6日、都内で行われた映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(6月25日公開)の公開記念イベントに出席し、「いろいろな愛が詰まった心温まる映画です」と本作への熱い思いを語った。イベントには、清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、三木孝浩監督も参加した。
ロバート・A・ハインラインの小説を原作にした本作。ロボット開発に熱中する科学者の高倉宗一郎(山崎)が、共同経営者と婚約者の白石鈴(夏菜)に騙されすべてを失うなか、タイムスリップを敢行し、失われた自分の人生を取り戻そうとする姿が描かれる。
公開延期を経て、待ちに待った封切りが間もなくとなったこの日、山崎は「やっと公開ができると思うと、すごくワクワクしています」と語ると「『夏への扉』というタイトルなので、この時期に公開できるのは逆に良かったと思えるぐらい」と笑顔を見せる。
作品の見どころについて聞かれた山崎は「時を超える物語だからこそ、何気ないシーンやセリフが深い意味になる」と語ると、山崎ふんする宗一郎とバディを組むヒューマノイドロボットPETE(ピート)を演じた藤木は「今回オファーを受けた一番大きな要因は、賢人くんとバディを組む役だったから」とラブコールを送っていた。
そんな山崎は、本作で描かれる“サプライズ”にちなみ、最近周囲で起きたサプライズについて聞かれると「会うといつも泣かれていた2歳の姪っ子が、この間『賢ちゃん』って呼んでくれたのがサプライズでした」と笑顔を見せると「もうめちゃくちゃ可愛いんですよね」とメロメロな様子。
同じ質問をされた高梨は「わたしはサプライズをするのが好きなんです」と話し出すと「最近はなかなかお誕生会で集まったりすることができないので、お花とかワインを送ったりすることにはまっているんです。会えないぶん、その人のことを考えている時間が楽しいんですよね」と笑顔で語っていた。
この日は、純愛ラブストーリーである本作にちなんで、東京タワーを“純愛”をイメージしたピンク色にライトアップ。暗闇のなか、きれいに彩られた東京タワーを見つめた山崎は「この作品はいろいろな愛が詰まった心温まる映画です」と作品を紹介すると「最後にものすごく幸せなサプライズが待っているので、いろいろな世代の方が楽しめると思います」と自信をのぞかせていた。(山崎の「崎」は「たつさき」)(磯部正和)