佐藤健、るろ剣メンバー“最後”の集結に熱い思い!最終章は「二つで一つの作品」
俳優の佐藤健が4日、都内で行われた映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の大ヒット舞台あいさつに登壇し、おなじみの『るろうに剣心』メンバーと「何かをするのは今日が最後です!」と明かして寂しさをにじませつつも、楽しいトークでイベントを盛り上げた。
興行収入33億円を突破した本作は、和月伸宏による人気コミックを原作とする映画『るろうに剣心』シリーズの最後を飾る2部作の第1弾。主人公の剣心とシリーズ最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)との戦いを描く。
4月23日に公開を迎えたにもかかわらず、コロナ禍による緊急事態宣言で東京などの多くの映画館が休館を余儀なくされていたことから、「6月に入ってからが真の初日」「どこかで大きな花火を打ち上げられたらいいな」と話していた佐藤。その言葉通り、この日は『るろうに剣心 最終章 The Final』と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の舞台あいさつが2部制で実施された。
イベントの第1部で、剣心のイメージカラーである赤色に彩られたステージに登場した佐藤は、「(今日は)『Beginning』の初日ではありますけど、『Final』の初日のつもりで立っています」と感慨深げ。「僕の気持ち的には『Final』と『Beginning』は二つで一つの作品。同時に観ていただきたいくらいの作品なので、結果オーライ。むしろちょっとラッキーだと思っています」と心情を語った。
この日は、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介、大友啓史監督も登場し、楽しいトークを展開。佐藤は、再びキャストがそろったことに「真剣はアメリカで頑張っていますけど、こんなにも豪華な仲間のキャスト・監督とともにまた立てていること、本当に幸せだと思います」と喜びつつ、「さすがに今日が、このメンバーで何かをするのは最後です!」と宣言。「寂しく思いますけど、最後のこの時間をかみしめながら、幸せを感じながらやっていきたいと思います」と熱い思いを吐露した。
また、2作同時期に撮影をしていたため、青木から「どこにその体力・気力が残っていたんですか?」と質問された佐藤は、「俗にいう別腹的な感じなんですよ。『Final』でお腹いっぱいだけど、『Beginning』は『Beginning』でイケるんですよ」と明かして会場の笑いを誘った。
さらに、35回も鑑賞したファンがいたことを伝えられると、佐藤は「自分の年の数だけ観るという枷を(かけているのでしょう)。35歳の方だと思うんですよ」と推測。「節分方式。みなさんも年の数だけ観ていただけたら」とおちゃめに呼びかけていた。(取材:錦怜那)
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は公開中