ディーン・フジオカ、連ドラで5年ぶりラブストーリー 降板の深田恭子にメッセージも
ディーン・フジオカが、比嘉愛未主演の7月期木曜劇場「推しの王子様」(フジテレビ系で7月スタート、毎週木曜22時~22時54分)に出演することが4日、明らかになった。ディーンがラブストーリーを描く連続ドラマに出演するのは、2016年1月期の「ダメな私に恋してください」(TBS系)以来、約5年ぶり。フジテレビ系ドラマの出演は2019年10月期の「シャーロック」以来となる。当初、本作の主演を深田恭子が務める予定だったが病気療養のため降板。ディーンは「まずは、深田恭子さんがゆっくりお休みできることを、そして、時が来たらまた元気な姿にお目にかかれることを、多くのファンの方々同様に心から願っております。フジテレビのドラマ出演は約1年半ぶりとなります。光井倫久こと、ピカリングの名前に負けないくらいのちょうど良い感じで輝きたいです」とコメントしている。ディーンは、深田が主演を務めた「ダメな私に恋してください」で相手役を演じていた。
「推しの王子様」は、乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲームの総称)を手がける36歳のベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・泉美(比嘉)が、見た目が自分の作った乙女ゲームのキャラクターにそっくりな23歳の青年・五十嵐航(渡邊圭祐)を、理想の男性に育てるべく奮闘するロマンチック・コメディー。今年1月クールの「知ってるワイフ」の企画、プロデューサー、演出陣が再集結した。ディーンが演じるのは、「ペガサス・インク」の副社長で、業界で著名な敏腕ゲームディレクターの光井倫久(みつい・ともひさ)。泉美の大切なパートナーであると同時に、彼女に片思いし、航の恋のライバルとして三角関係をこじらせていく。
ディーンは、放送中の大河ドラマ「青天を衝け」で2015年の連続テレビ小説「あさが来た」以来、2度目の五代才助(友厚)にふんし、話題に。「ダメな私に恋してください」では主人公のドSな元上司を演じ話題を呼んだが、本作で演じる光井は泉美と固い信頼で結ばれたベストパートナーであることに加え、時に泉美からのどんな無茶な仕事のアイデアも実現しようとするため、周囲からは「ドMか!」とツッコまれる場面も。比嘉とは初共演で、ゲームクリエイターという役どころも自身初となる。
編成企画の狩野雄太いわく、光井倫久という名前は『マイ・フェア・レディ』の登場人物であるピカリング大佐から着想を得て名付けたとのこと。光井のキャラクターについて「ピカリング大佐の様に『推しの王子様』では、劇中でとても大切な役割を担っています。光井は部下からの信頼も厚く、優しい大人の男性でもある一方、どこか少年のような可愛(かわい)らしさを内包している人物です。比嘉さん演じる日高泉美に片思いをしているのですが、仕事のパートナーとして相性抜群であるため、なかなか恋愛へ踏み出せないでいます」と紹介している。
ディーン・フジオカのコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
●『推しの王子様』出演の感想
「まずは、深田恭子さんがゆっくりお休みできることを、そして、時が来たらまた元気な姿にお目にかかれることを、多くのファンの方々同様に心から願っております。フジテレビのドラマ出演は約1年半ぶりとなります。光井倫久こと、ピカリングの名前に負けないくらいのちょうど良い感じで輝きたいです」
●光井倫久を演じていく上での役作り、意気込み
「ベンチャー企業の副社長役を演じるのは今回が初めてです。視聴者の皆さんに愛されるキャラクターになればと思っています」
●比嘉愛未、渡邊圭祐と共演していくにあたっての思い
「比嘉さんとは初共演です。今回、自分は副社長として、比嘉社長のリーダーシップにしっかりと付いて行こうと思っています。渡邊君は映画で一緒だったことがあります。今回のドラマでのストーリー同様、現場でたくさん可愛(かわい)がる予定です」
●視聴者へメッセージ
「登場人物それぞれが、日々いろんな経験をして成長していく姿を、視聴者の皆さんの日常に重ねて見てもらえたら、と思います」