ヒュー・ジャックマンが“記憶潜入エージェント”に!ノーラン弟が製作のSFサスペンス、9月に公開
映画『グレイテスト・ショーマン』などで知られるヒュー・ジャックマンが主演を務めるSFサスペンス映画『レミニセンス』が9月17日より日本公開されることが明らかになった。
ヒュー・ジャックマン主演!『レミニセンス』US版予告映像【動画】
本作は、人間の記憶に潜入(レミニセンス)し、その記憶を360度再現することで事件を解決する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニック(ヒュー)の活躍を描くSFサスペンス。監督・製作をドラマ「ウエストワールド」で脚本・製作総指揮を務めたリサ・ジョイが務め、監督デビューを飾る。また、製作にはリサの夫にしてクリストファー・ノーランの弟で、これまで『ダークナイト』『インターステラー』などで共同脚本を担当したジョナサン・ノーランも参加している。
キャストには『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソンをはじめ、「ウエストワールド」にも出演したタンディ・ニュートンなどが名を連ねている。
あわせて、本作のUS版予告映像も公開。映像では、海に沈み、水に支配された近未来都市を舞台に、記憶潜入エージェントのニック(ヒュー)が警察から“失踪した女性・メイを探す“というミッションを引き受けたことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく様子が描かれている。
先日行われた関連イベントで、ヒューは「今こそ映画業界は、観客にエンターテイメントを届けるだけではなく、作品を通して人々のハートを開き、考えさせ、元気づけることができると思うんだ。『レミニセンス』には、さまざまな国の人々が制作に携わっているし、題材も普遍的な内容だ。とても独創的で新しい作品だし、僕は直感的に、この映画は世界中のみんなが共感できる作品だと感じているんだ」とコメント。
また、ジョイ監督も「未来は遠くありません。未来は今ここに存在し、私たちが行動することによって、瞬く間に形成されているのですから。ストーリーの中には、まるで未来を予言したのではないかと思われるかもしれません。私にとってSFの世界は、“今現代に起こる出来事の大いなる比喩”だと思うんです」と作品への期待を高めている。(編集部・大内啓輔)