佐藤健、神木隆之介からの花束に破顔!「粋なことをしますね」
俳優の佐藤健が12日、都内で行われた映画『るろうに剣心 最終章 The Final』大ヒット御礼舞台あいさつに、神木隆之介と共に登壇。神木から大ヒットを祝福する花束をもらった佐藤は「粋なことをしますね。嬉しいです」と照れ笑いを浮かべていた。舞台あいさつには大友啓史監督もリモートで出席した。
大ヒット映画『るろうに剣心』シリーズ最終章2部作の第1弾となる本作。日本転覆を企てた志々雄真実(藤原竜也)と死闘を繰り広げた後、穏やかに暮らしていた緋村剣心(佐藤)の前に、最凶の敵としてやってきた雪代縁(新田真剣佑)との壮絶なバトルが描かれる。
『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で瀬田宗次郎役を務めた神木は、『The Final』でも重要なシーンでサプライズ登場して話題となっていたが、「普通にお客さんとして映画を観たとき、10年間すごく大きなものを背負って、全員と闘っているなと尊敬の目で見ていました」と語ると「ぜひお祝いをさせていただきたいなと思って花束を持ってきました」とあいさつした。
神木から花束を受け取った佐藤は「粋なことをしますね。嬉しいです」と笑顔を見せると、共演シーンについて「撮影日数は3日間ぐらいと、決して出演時間が長いわけではないのですが、3日間とは思えないぐらいの貢献をしてくれました。とにかく声が素晴らしい。宗次郎がしゃべった瞬間、空気が変わるんです」と神木に賛辞を贈った。
極限まで突き詰めたアクションシーンが堪能できる『The Final』。現場での佇まいに関して佐藤は「感じ悪かったと思います」と自虐的に述べると、「とにかく本番で100パーセントの力を出すことが大切。長く演じさせていただいたことで、どうやってベストに持っていけばいいのか分かってきたので、自分の身体と向き合いながら、わがままにやらせてもらいました」と周囲への感謝を述べる。
さらに、「『るろうに剣心』が代表作であることは生涯変わらないと思います」と語った佐藤は「そんな作品が映画館で観られる時期というのは、なにか特別でそわそわした時間。長く濃く幸せを噛みしめていたい」と一日でも長く劇場公開が続くことを祈っていた。(磯部正和)
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は公開中