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菅田将暉、ここ10年「汁キャラ」が定着

菅田将暉
菅田将暉

 俳優の菅田将暉が11日、都内で行われた映画『キャラクター』(上映中)の初日舞台あいさつに永井聡監督と登壇。菅田はデビューから現在までを振り返り、ある“キャラ”が定着していることを打ち明けた。

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 本作は、悪を描けず苦悩する漫画家・山城(菅田)が、偶然目撃した猟奇的な殺人犯・両角(Fukase)を参考に漫画のキャラクターを生み出すも、やがて漫画をなぞるような事件が次々と発生し、人生が一変していくさまを描いたサスペンス。

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 菅田は、「個人の判断が難しい中、こうして劇場に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます」と感謝。永井監督は、本作が企画から10年も経過していることに触れつつ、「10年前は、菅田くんはまだ『仮面ライダー』だっけ? 絶対にコレはやらないと思うんですよ。このタイミングだからこそ、このキャストが集まったので、待ったかいがあったと思います」と感慨をにじませた。

 この日は共演者のFukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希中村獅童小栗旬も来場し、楽しいトークを展開。作品にちなみ、「実は私…〇〇キャラ」というお題が出されると、菅田は「汁キャラ」であることを告白し、「自分の人生を振り返ったんですよ。そしたら、この10年くらい、汗・鼻水・涙、すごいかいてきたな……と。そんなんばっかだな……と思って」と吐露した。

 菅田は2009年に「仮面ライダーW(ダブル)」でデビュー後、爽やかなイケメンキャラで人気を博すが、2013年の『共喰い』を皮切りに、近年の映画『あゝ、荒野』『花束みたいな恋をした』、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などからもわかるように、「汁」にまみれるような熱いキャラや、感情をストレートに表すキャラを演じることも多い。そんなこともあり、小栗から「汁俳優」「汁将暉」とからかわれると、菅田は「やめなさいよ。うれしそうに(言うのは)」とツッコミつつ、「R指定作品をいっぱいやらせてもらっているというのもあります」と自身の考えを示した。

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左から永井聡監督、中村獅童、高畑充希、菅田将暉、小栗旬、Fukase

 菅田が、もともと「汗っかき」であることも明かすと、Fukaseは「(距離が)近いシーンで“汁将暉”の汁を浴びました」と報告。菅田が「確かに、Fukaseさんの顔に汗を垂らして、『すみません』と言った気がします」と思い返すと、Fukaseは「汗どころじゃなく、いろいろ……」と訴えて笑いを誘った。

 そのFukaseも、俳優デビュー作となった本作の役づくりについて紹介。出演を迷っていた時、友人で俳優の神木隆之介に相談すると、「優しい殺人鬼が似合う」と言われたそうで、「声の角を丸くするため、せりふを高い声で話したのを録音して、聞きながら役づくりをしていきました」と説明。さらに、MCに「本当に気持ち悪かったです」と伝えられると、「本当にありがとうございます!」と満面の笑みを見せ、「監督に『気持ち悪くなかったから、もう一回』と何度も言われました。(だから)誉め言葉です」と撮影中のエピソードも披露していた。(錦怜那)

菅田将暉、Fukase、高畑充希、中村獅童、小栗旬、豪華キャスト登壇!映画『キャラクター』初日舞台あいさつ【トークノーカット】 » 動画の詳細
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