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笠松将主演『リング・ワンダリング』公開が決定

漫画家を目指す青年・草介を演じる笠松将
漫画家を目指す青年・草介を演じる笠松将 - (C) 2021 リング・ワンダリング製作委員会

 笠松将主演、阿部純子がヒロインを務める映画『リング・ワンダリング』が、2022年2月より、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国の劇場で公開されることが決まった。

【写真】笠松将の鍛え上げられた肉体美

 本作は、東京の下町を舞台に、人間の「生」や「死」に実感を持てない、漫画家を目指す青年・草介(笠松)が、不思議な娘・ミドリ(阿部)との出会いを通じて、命の重みを知る幻想的で切ない物語。ヒロインの阿部は、草介が描く漫画のヒロイン・梢との二役を演じる。監督は、前作『アルビノの木』が、世界9か国の映画祭でグランプリを含む20の賞を受賞した金子雅和

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 ドラマ「君と世界が終わる日に」や主演映画『ドンテンタウン』(佐藤玲とのW主演)など、着実にキャリアを積んできた笠松。本作で演じた主人公・草介については「先の事は一切考えず、目の前のことだけに熱中する事を大切にしました」と語り、作品については「とても繊細で、優しい、ヒューマンドラマです。思い悩むこの時代の全ての人が、優しくなれる作品です」と紹介した。

阿部純子
ヒロイン・ミドリを演じる阿部純子 - (C) 2021 リング・ワンダリング製作委員会

 一方、河瀬直美監督の映画『2つ目の窓』で村上虹郎とW主演(当時は吉永淳として活動)を務め、『孤狼の血』や『罪の声』などの話題作で存在感を見せている阿部は「初めてロケ現場に足を踏み入れた時、一切の妥協を許さない監督の作品に対する姿勢に圧倒されたことを覚えています。私は、ただ、その映画の登場人物として、自然の中でそこに“ある”ことができて、本当に幸せでした」と本作への想いを語った。

 そんな二人の想いに対し、金子監督は「主人公を演じる笠松将さんの野性的な佇まいと眼差し、ヒロインの阿部純子さんが持つ神秘性。この二人以外はなかった、と確信する彼らの魅力が、一夜の儚い夢のような物語を実現させてくれました」と二人を絶賛している。(高橋理久)

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