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総製作費80億円!昨年の世界興収トップの中国映画が公開決定

構想10年、総製作費80億円!
構想10年、総製作費80億円! - (C) 2019 HUAYI BROTHERS PICTURES LIMITED THE SEVENTH ART PICTURES(FOSHAN) CO LTD ALL RIGHTS RESERVED

 2020年の全世界における映画興行収入で1位の数字を記録した中国映画「八佰(原題)」の邦題が『エイト・ハンドレッド-戦場の英雄たち-』に決定し、今秋よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開されることが明らかになった。

 世界全域で新型コロナウイルス感染症の影響により各国の映画界が苦境に立たされるなか、2020年の世界での映画興行収入でトップに立った本作。映画『X-MEN:フューチャー&パスト』などにVFXスーパーバイザーとして参加した経験を持つティム・クロスビーが参加し、監督を『ロクさん』『愛しの母国』などのグアン・フーが務めた。構想10年、総製作費80億円を投じて製作され、20万平米の土地に上海の街をリアルスケールで再現された。

 キャストには中国版『世界の中心で、愛をさけぶ』で主役を務め、『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』にも出演したオウ・ハオをはじめ、『The Crossing -ザ・クロッシング-』などのワン・チエンユエン、『山河ノスタルジア』などのチャン・イー、『罪の手ざわり』のジャン・ウーのほか、日本軍司令官役として中泉英雄が名を連ねている。

 本作では、第二次上海事変の末期、中国軍の守備隊が命懸けで5日間の戦闘を繰り広げた「四行倉庫の戦い」として知られる実話をもとにした物語が展開。1937年、日中戦争下の上海で、中国軍第88師第524団の兵士たちは河沿いに建つ巨大な倉庫「四行倉庫」を防衛拠点に、迫り来る日本軍からの砲撃、銃撃、空爆などの総攻撃に晒され、目の前で次々と仲間が犠牲になっていた。決死の覚悟で激戦を耐え抜く兵士たちは、未来をがむしゃらに守り抜こうとするなか、戦況を見守る同胞たちの心を突き動かしていく。(編集部・大内啓輔)

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